労働委員会とは
和歌山県労働委員会の概要
和歌山県労働委員会は、労使間の問題を、中立・公正な立場で、円満な解決に向けてお手伝いする公の機関です。
1 概要
和歌山県労働委員会は、労働組合法に基づいて、和歌山県に設置されている行政委員会です。
和歌山県労働委員会は、労働組合と使用者との間の紛争(「集団的労使紛争」といいます。)が生じた場合に、 正常な労使関係を回復するための命令を発したり、労使の間を仲立ちしたりするなどして、よりよい労使関係をつくることを基本的な使命としています。
現在、和歌山県労働委員会では、労働者個人と使用者との間の紛争(「個別労働関係紛争」といいます。)の増加に対応すべく、 労働相談や個別労働関係紛争のあっせんのサービスにも取り組んでいます。
労働委員会のご利用は無料です。秘密を厳守します。
2 構成
和歌山県労働委員会は、公益委員(弁護士、大学教授など)、労働者委員(労働組合役員)、使用者委員(会社経営者・使用者団体など)各5名、計15名の委員で構成されています。
詳しくは委員名簿をご覧ください。
3 機能
労働委員会の機能は、大きく分けて2つあります。詳しくは、それぞれのページをご覧ください。
審査機能
調整機能
労使の間に入って、あっせん等により労使紛争の解決のお手伝いをします。
4 労働相談への取り組み
和歌山県労働委員会では、個別労働関係紛争に対応するため、平成19年4月から、労働相談を実施しております。
労働相談は、毎月2回の月例労働相談と、「個別労働関係紛争処理制度周知月間」の10月に開催する特設相談会があります。
月例労働相談は、毎月第1水曜日・第3水曜日の午後1時から3時に開催し、先着3名で要予約です。
公益委員、労働者委員、使用者委員各1名が3人一組で、相談に応じます。
特設相談会では、通常行っていない夜間や県庁外での労働相談などに対応しています。
その他に、事務局職員による労働相談も随時行っています。お気軽にご利用ください。
面談による労働相談のほか、電話・メールでも対応しています。