エイズについて

エイズとは

エイズとは、HIV(ヒト免疫不全ウイルス)に感染して起こる病気で、感染すると、身体を病気から守る免疫系が破壊されて、身体の抵抗力が低下し、様々な感染症や悪性腫瘍にかかってしまうものです。

潜伏期間

HIV(ヒト免疫不全ウイルス)に感染しても、すぐには症状が現れません。

しかし、症状がないにもかかわらず、性行為などによって他人にうつる状態にある期間が長く続きます。

この期間を潜伏期間といい、感染し未治療でいると数年で発病します。
潜伏期間を過ぎると、身体の抵抗力が弱まり様々な病気にかかります。

この発病した状態をエイズといいますが、現在のところ、発病を抑える薬は開発されていますが、根本的な治療法は確立されておらず、予防することが極めて重要です。

感染経路

HIV(ヒト免疫不全ウイルス)は感染力が弱く、感染経路も限られていますから、感染予防は確実にできます。

HIV(ヒト免疫不全ウイルス)は主として血液・精液(膣分泌液も)によって感染するので、日常の社会生活では性行為以外ではまず感染することはありません。

性行為におけるコンドームの正しい使用は、エイズや他の性感染症予防にとって有効な手段です。

医療の進歩

HIV(ヒト免疫不全ウイルス)感染者のための医療は、急速に進歩しています。

これに伴い、医療のみならずHIV感染者の福祉等も以前にもまして重要な課題になってきています。

このような中、私たち一人一人には、HIV(ヒト免疫不全ウイルス)感染者を正しく理解し、感染者の人権を尊重することが求められています。

U=U

U=U(Undetectable=Untransmittable) とは、

抗HIV療法を継続することで、血中のウイルス量が200 copies/mL未満の状態を6ヶ月以上維持している状態のHIV陽性者は(「Undetectable:検出限界値未満」)他の人に性行為を通じてHIV感染させることは一切ない(「Untransmittable:HIV感染しない」)

という、科学的に根拠づけられた事実を、わかりやく、そして世界的に伝えるメッセージです。

さらに詳しく知りたい方は、下記のバナーをクリックして下さい (外部リンクに移動します)

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特定非営利活動法人 日本HIV陽性者ネットワーク・ジャンププラス(外部リンク)

HIV(検査)について

HIV(ヒト免疫不全ウイルス)感染の検査については、各都道府県の保健所で匿名・無料で受けることが出来ます。
心配な方は、エイズの検査を積極的に受けてください。

〇HIV (エイズ)検査についての情報はこちら

夜間電話相談窓口

毎週火曜日(祝日を除く)午後7時から午後9時の間。

エイズに関する相談に専門の相談員がお答えします。

TEL:073-474-3222

医療機関等における針刺し後のHIV(ヒト免疫不全ウイルス)感染防止体制について

医療機関や保健所等で、HIV抗体陽性が確認されている患者からの針刺し等が発生した場合、感染予防対策を円滑に行うために、県内7か所の医療機関に抗HIV薬を配置しています。

和歌山県の状況

エイズ関連情報について

エイズ予防情報ネット(API-Net)(外部リンク)

HIV検査・相談マップ(外部リンク)
国立感染症研究所 感染症情報センター(外部リンク)
国立国際医療センター エイズ治療・研究開発センター(外部リンク)

エイズサポートネットわかやま(外部リンク)

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