HIV・エイズ検査を受けるには
HIV・エイズ検査について
HIV(ヒト免疫不全ウイルス)感染の検査については、各都道府県の保健所で匿名・無料で受けることが出来ます。
心配な方は、エイズの検査を積極的に受けてください。
感染の可能性があったときから3ヶ月以降であれば、感染したかどうかの確実な判定ができます。
検査結果を知ることは、二次感染防止ばかりでなく、自分自身にとっても、医師の指導を守りながら生活することにより発病を抑えることが可能となるため、非常に重要なことです。
現在では、発病を抑える良い薬も開発されており、世界中で治療薬やワクチンなどの研究が進んでいます。
いつでも気軽に相談してください。
感染の不安があるときは、血液検査を受けましょう
HIV(ヒト免疫不全ウイルス)に感染してもとくに自覚症状はありません。
今のところ血液検査(抗体検査)で確認することが確実な方法です。
相談は保健所へ
保健所へ電話で相談してください。
匿名で大丈夫です。プライバシーは守ります。 血液検査の電話予約もしています。
検査は保健所で受けることが出来ます
保健所で受けることができます。
保健所では和歌山県だけでなく全国どこでも匿名で実施しています。
また、プライバシーが守られるようそれぞれ工夫をしています。
検査の前後での相談や、結果の説明に加え必要に応じて医療機関への紹介等も行います。
検査の時期は、感染の可能性のある日から3ヶ月後に
「感染の可能性のある日から3か月経過していない時期に検査をした場合、再検査が必要です」
HIV(ヒト免疫不全ウイルス)に感染すると、体内ではHIV(ヒト免疫不全ウイルス) に対抗するために血液にHIV(ヒト免疫不全ウイルス) の抗体が作られます。
この抗体の有無を調べることで、HIV(ヒト免疫不全ウイルス) に感染しているかどうかを知ることができます。
ただし、HIV(ヒト免疫不全ウイルス) に感染してから抗体ができるまでには通常6週間から8週間かかります。
従って、感染直後は検査を受けても正しい結果は得られません。3か月経過してから再検査をしてください。
(抗体ができる前の時期をウインドーピリオドといって、正確な判断ができません)
なお、一部の保健所のHIV(ヒト免疫不全ウイルス) 検査では抗体検査に加え、ウイルス検査も行っています。
血液検査について
血液を採って、血液の中にHIV(ヒト免疫不全ウイルス) に対する抗体ができているかどうかを調べます。
検査は専門の検査機関で、まずスクリーニング検査をし、さらに確認検査でまちがった結果が出ないように厳密に行われます。
結果は約1週間後から2週間後に本人に直接お会いしてお知らせします。
(電話や文書による結果通知や、学校、会社など本人以外にはお知らせしません。)
HIV抗体即日検査について
和歌山県では、平成19年度から県下全域でHIV即日検査(原則としてその日のうちに結果が分かる検査)を行っています。
詳細につきましては、HIV(ヒト免疫不全ウイルス)即日検査・相談についてをご覧ください。
(補足)県内保健所の所在地一覧はこちら