イベントレポート(平成28年度エキスパンダー養成講座)
講座・イベント情報
講座・イベントレポート
講座名
はじめての男女共同参画エキスパンダー養成講座 基礎編
「未来のトビラをひらこう!~新しい自分に出会うとき~」
開催日時
御坊会場
平成28年7月31日(日曜日)・8月20日(土曜日)・9月17日(土曜日)
午前10時30分から午後3時30分
新宮会場
平成28年7月30日(土曜日)・8月21日(日曜日)・9月18日(日曜日)
午前10時から午後3時
場所
御坊会場 御坊市中央公民館 2階研修室
新宮会場 東牟婁総合庁舎 3階大会議室
講師
御坊・新宮会場とも
市場 恵子さん(心理カウンセラー・大学非常勤講師)
内容
男女共同参画推進の担い手となり、様々な分野でのリーダーとなる人材(エキスパンダー)を養成することを目的に、御坊・新宮会場で開催しました。
1日目は、男女共同参画の基礎とジェンダーについて解説いただき、多様な性について描かれているDVDを鑑賞し、性的マイノリティについて正しく知ることが男女共同参画を実現する上で必要不可欠だということを学びました。
ジェンダーの視点、マイノリティの視点、自己肯定感の大切さなどに気づくことができました。
2日目はノルウェーの実話に基づくDV(配偶者からの暴力)の映画「パパ、ママをぶたないで」を鑑賞し、家庭内で起きるDVが子どもに与える影響について学ぶ機会となりました。
また、ワーク・ライフ・バランスについても考え、アメリカ映画「クレイマークレイマー」を鑑賞した後、グループで男性の育児、育児と仕事の両立について参加者の経験ともつなげて語り合いました。
3日目は、日本の高齢化社会の現状から、男性介護者の増加やおひとりさまの老後について考え、「折り梅」のDVD鑑賞から在宅介護時の女性の負担や高齢者の尊厳等について、考える時間がもてました。
最後に今日から実行できる男女共同参画を書き出し発表しました。
講師の市場恵子さんは、女性の人権、人としての尊厳を持って生きていくことの大切さにも触れられました。
また講義にワークやゲームを取り入れ、自らギターを弾き、参加者とともに歌うことで気持ちを共有し、DVD、詩や絵本を通して男女共同参画が身近な事柄であることをわかりやすく話してくださいました。
参加者からは「男らしく、女らしく等今まであたり前と思っていた事が違うということがわかって来て良かったです」「自分が思っていなかった、考えていなかった事に対する話が聞けて世界が広くなった様な気がします」などのご意見をいただきました。
(補足)エキスパンド:「拡大する、展開する、発展させる」の意味
エキスパンダーはエキスパンドする人(物)
(参加者からの発表令)
「テーマ」~今日から実行できる男女共同参画~
- 残業はしない
- ごみ出し当番決める
- 料理できるようになる
- 我が町の女性の活躍の実態を調べてみます
- 妻の話をよく聞く
- 家庭での家事をもうちょっと分担する
- 家に帰って娘に3日間学んだことを話す
- 相手をありのままに見て感じること
御坊会場の様子
新宮会場の様子