イベントレポート パープルリボンキャンペーン
講座・イベント情報
イベントレポート
講座名
パープルリボンキャンペーン(女性に対する暴力をなくす運動)
開催日時
令和7年11月12日(水)~11月25日(火) 【17、23、24日は休館】
場所
ジェンダー平等推進センター“りぃぶる”図書・交流スペース
内容
11月12日から25日は「女性に対する暴力をなくす運動」期間でした。テーマは「DVや性暴力に気づいたら 相談されたら。そのとき、私たちにもできることがある。」でした。“りぃぶる”でも例年のように「パープルリボンキャンペーン」を実施しました。
今年は暴力で悩んでいる人にみんなで手をさしのべることをイメージして、メッセージボードをデザインしました。そして例年のように来館された方に「暴力」についてのメッセージを書いていただきました。また、今年は来館されない方にも参加してもらえるよう、オンラインメッセージの募集をしました。図書・交流スペースでは、窓や天井をシンボルカラーの紫色で飾り付けをし、女性に対する暴力に関連する図書の特設コーナーを作り、暴力に対する理解を深める機会を作りました。特設コーナーの横には例年同様ホワイトツリーを置き、パープルリボンを飾ってもらいました。
廊下には具体的な暴力の例をイラストと文章でわかりやすく解説したポスターと、暴力に関するチェックリストのポスター、相談に関するポスターを掲示し、女性への暴力がどういうものか、自分は暴力をふるっていないかを知るきっかけを作るとともに、ひとりで悩まないでいつでも気軽に相談できるように促しました。
パープルリボンキャンペーン期間中、会議室、図書・交流スペースの利用者にご協力いただいた結果、啓発グッズの配布は259個、メッセージカードの記入は218枚、ツリーへのリボンかけは247個となりました。多くの方にパープルリボンキャンペーンの趣旨を理解し、賛同していただけたと思います。
内閣府令和5年度の調査でDV被害者、不同意性交等被害者それぞれ50%以上、どこにも相談していないことが明らかになっています。その理由として「相談するほどのことではない」、「恥ずかしくて誰にも言えなかった」が大半です。このような背景から、被害者が相談しやすい体制を整えることや暴力を暴力と認識できるよう今後も伝えていきたいと考えています。
<メッセージカードより~メッセージ抜粋~>
・あなたもDVしているかも!?自分のことを見直してみよう!!
・つらい事があったら、誰かに相談し、一人でかかえないように。
・殴る、蹴るだけが暴力じゃない。誹謗、中傷、無視も暴力!(オンラインメッセージ)
メッセージボード ホワイトツリー




