イベントレポート ラッキーBOOKキャンペーン
講座・イベント情報
イベントレポート
事業名
ラッキーBOOKキャンペーン
開催日時
令和7年2月1日(土)~3月9日(日)
場所
ジェンダー平等推進センター“りぃぶる”図書・交流スペース及び会議室B
内容
図書の福袋を貸し出す「ラッキーBOOKキャンペーン」は今年で11年目となりました。ジェンダー平等推進センター“りぃぶる”を多くの方に知っていただき、“りぃぶる”の図書や図書交流スペースを活用していだだけるよう、図書を福袋として貸出すキャンペーンです。本を自分で選ぶと好みが偏りがちになりますが、中身の分からない福袋を借りていただくと思いがけない本と出会うこともあり、読書の世界が広がります。
今年は図書3冊入りの福袋に加え2冊入りの福袋も準備しました。本はスタッフが選書し、福袋の中身を「雨」「海」「和歌山」「老後」「スタッフのおすすめ」などや「頑張って読んでみる?」「繊細さん大丈夫だよ」など、つい手に取ってみたくなるようなタイトルを付け趣向を凝らしました。「毎年やっているのですか?ワクワクします。」と初めて利用された方もいました。またリピーターの方も多く、「何か読みたいけど何を読んだら良いか分からないとき、本の福袋は助かる。タイトルから想像していた本と違う意味を含む本に出会うと『おーおーそういうことかー。』と思えたり、じっくり読める本もあって楽しい。」という意見も聞かせていただきました。
また、「本で話そう!~ブックCafé“りぃぶる”~」と題して3月8日(土)“りぃぶる”会議室で午前10時から1時間半の読書会を開催しました。お茶とお菓子をいただきながら和気あいあいとした雰囲気のなかで本を通しての意見交換が出来ました。
最初に紹介された本は、和歌山市出身の坂井希久子さんが書かれた『雨の日は、一回休み』という「雨…」のタイトルの福袋の中の1冊で、『スコール』『時雨雲』『涙雨』『天気雨』『翠雨』と5つの雨に因んだ短編集でした。二人目の方が紹介された本も偶然にも同じ本でした。「5つの短編の主人公は男性ではあるが、少ししか登場しない女性の姿が大きく浮かび上がってきた。」と話され、『時雨雲』に登場する弁当屋を経営し始めた妻、『涙雨』の一人娘の存在、『天気雨』の弟のために大学に行けなかった姉、『翠雨』では妻とボルダリングのインストラクターの女性の存在など、女性がキラッと光る作品だと感じました。」と話してくださいました。同じ本でも読み手によって感じ方やとらえ方がずいぶんと違うことを感じ、思わず手に取ってみたくなる本だと感じました。
読書会には都合が合わず参加できなかった方から、「読書会に参加できずに残念だった。年に何回かこういうのがあると嬉しい。」とラッキーBOOKのことをとても大切に思って、語ってくださる方もいました。
福袋は今年もジャンル別にしたことが好評で、今年から始めた2冊入りの福袋もこれまでの3冊入りの福袋と組み合わせて借りられるなど利用頻度は高かったと思いました。来年度も趣向を凝らしたラッキーBOOKキャンペーンを実施していきたいと思います。
ラッキーBOOKキャンペーン ブックCafé“りぃぶる”