イベントレポート 令和6年度デートDV防止啓発事業出前講座
講座・イベント情報
イベントレポート
講座名
令和6年度デートDV防止啓発事業出前講座
講師
伊田広行さん(立命館大学大学院非常勤講師)
辻川節子さん、山中優子さん、大橋眞恵さん(女性と子どもネット・堺)
開催場所及び日時
・和歌山県立日高高等学校 令和6年5月29日(水曜日)
・和歌山県立さくら支援学校 令和6年7月5日(金曜日)
・和歌山県立紀北農芸高等学校 令和6年9月25日(水曜日)
・美浜町立松洋中学校 令和6年10月8日(火曜日)
・和歌山県立笠田高等学校 令和6年10月30日(水曜日)
・和歌山県立熊野高等学校 令和6年11月20(水曜日)
・日高町立日高中学校 令和6年12月6日(金曜日)
・和歌山県立和歌山工業高等学校 令和7年2月26日(水曜日)
内容
ジェンダー平等の社会を推進していくうえで、「人と人とのより良い関係づくり」が重要となっています。健全な学生生活を送るために、その妨げとなるデートDVの存在を知り、暴力を容認しない社会への理解を深めるとともに、デートDVの防止を図ることを目的とした出前講座を開催しました。
伊田講師は、デート中に携帯電話で他の友人と連絡を取っただけで交際相手から怒られるケースを挙げ、「相手の人間関係に干渉するのも暴力。とにかく被害を受けた時は、親や警察、学校の先生に相談することが大事」と話されました。
辻川講師、山中講師、大橋講師は、ウィメンズネット・こうべのデートDV防止プログラムを使って講座を進められました。デートDVのチェックリストを使って思い当たることがないか生徒に問いかけ、また生徒に寸劇を演じてもらうことで「対等な関係をつくる」ことの大切さを伝えられました。
生徒からは、「女性では4人に1人、男性では5人に1人がDVの被害を受けていると知って、自分が思っていたよりも身近で、誰でも経験しうるものなのだと思った。お互いを尊重していく関係が大切だと思った」などの感想が寄せられました。
伊田広行さんの講座の様子 辻川さん、山中さん、大橋さんの講座の様子