イベントレポート パープルリボンキャンペーン

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イベントレポート

講座名

パープルリボンキャンペーン(女性に対する暴力をなくす運動)

開催日時

令和6年11月12日(火)~11月25日(月) 【18、23、25日は休館】

場所

ジェンダー平等推進センター“りぃぶる”図書・交流スペース    

内容

 11月12日から25日は「女性に対する暴力をなくす運動」期間でした。テーマは「DVや性暴力の悩み、受け止めてくれる人がきっといる。」でした。“りぃぶる”でも例年のように「パープルリボンキャンペーン」を実施しました。

 今年は暴力を雨に例えて「暴力の雨を降らせないで」「暴力の雨を防ぐ」「暴力の雨から守る」等の願いを込めて傘をイメージしたメッセージボードを作り、来館された方に「暴力」についてのメッセージを書いていただき掲示しました。

 図書・交流スペースでは、窓や天井をシンボルカラーの紫色で飾り付けをし、スペース全体でパープルリボンを感じてもらえるようにしました。また、女性に対する暴力に関連する図書の特設コーナーを作り、来館された方に暴力を知ってもらえる機会を作りました。特設コーナーの横には例年同様ホワイトツリーを置き、パープルリボンを飾ってもらうようにしました。

 廊下には具体的な暴力の例をイラストと文章でわかりやすく解説したポスターと、暴力に関するチェックリストのポスター、相談に関するポスターを掲示し、女性への暴力がどういうものか、自分は暴力をふるっていないかを知るきっかけを作るとともに、ひとりで悩まないでいつでも気軽に相談できるように促しました。

 パープルリボンキャンペーン期間中、会議室、図書・交流スペースの利用者にご協力いただいた結果、啓発グッズの配布は330個、メッセージカードの記入は210枚、ツリーへのリボンかけは178個となりました。多くの方にパープルリボンキャンペーンの趣旨を理解し、賛同していただけたと思います。

近年コロナ禍の影響やスマートフォンの普及によりSNSのDV被害も増加しています。成人年齢引き下げによるAV出演被害問題や、レイプドラッグなど被害も多様化してきており、若年層の性暴力防止も深刻な課題です。このような背景から、暴力に苦しむ被害者を支援する体制を整えることが大切であり、そのためにも、暴力は人を支配することであり、犯罪であることを今後も伝えていきたいと考えています。

<メッセージカードより~メッセージ抜粋~>

・お互いを尊敬し合う事。笑顔を忘れない事。思いやりを大切に!

・暴力はこころもからだも痛い

・身体の傷はいえても心の傷はいえない 精神的DVの加害者であることに気づこう

・あなたは悪くない!相談しよう!

・あなたのその行動、暴力って、気づいていますか?悩みはすぐに相談を!

・暴力は相手を支配することです。人権を侵す行為です。暴力はダメ!絶対!

    特設コーナー   図書・交流スペース

          特設コーナー             図書・交流スペース

   

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