イベントレポート 「みんなに男女共同参画」提案事業 幼児期からはじめる大切な生・性のはなし

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イベントレポート

講座名

「みんなに男女共同参画」提案事業 幼児期からはじめる大切な生・性のはなし

開催日時

令和6年1月28日(日) 10:00~11:30

場所

和歌山県男女共同参画センター 会議室A

企画・運営

SAYHELLO.WAKAYAMA (代表 山浦 理恵)

内容

 幼児期から家庭で性教育に取り組むきっかけ作りを目的として、4〜6歳児とその保護者を対象に、にじのわ助産院の眞砂 真弥(まなご まや)さんを講師に迎え、『幼児期からはじめる大切な生・性のおはなし』を開催しました。

 最初に、親子で「ハグハグゲーム」でアイスブレイクを実施しました。ハグする前には「ハグしていい?」「いいよ」というやりとりで、同意について学びました。

 続いて、眞砂さんから保護者に、世界と日本の性教育の違い、幼児期から性教育を始めるメリット、伝える時のポイント、プライベートゾーンや境界線の話、自分の身を守るための行動などの説明があり、保護者の方々は皆熱心にメモを取って聞いていました。

 また、こども達には「だいじだいじどこだ」の絵本の読み聞かせと、からだの名前あてクイズを通して、からだは自分だけの大切なものということやプライベートゾーンについて説明がありました。その後はセイハローワカヤマオリジナル教材の着せ替えぬりえを楽しみました。

 後半は、実際に知らない人に声をかけられた時、「行かない」「乗らない」「大声で叫ぶ」「すぐ逃げる」等を実践して、こども自らが犯罪から自分の身を守ることができるよう、『いかのおすしゲーム』を実施しました。

 「おじさんと一緒にゲームをしよう」「お菓子をあげるから写真撮らせて」等、不審者役の人からこどもたちに声をかけ、実際に「嫌だ!」「やめて!」と悪い誘いに惑わされずに、覚えた言葉を使ってこどもたちは対応していました。

 その間、事前に保護者から受けていた性に関する様々な質問や悩みについて、眞砂さんから回答がありました。

 参加者からは、「同意については、家族間で今のうちから日常的に意識しようと思った」「自分自身の子供の性への受け止め方の意識が変わった」「自分の体を大切にすると相手も大切にできるとわかったので、まずは自分の体を大切にすることを普段からこどもに伝えようと思った」「講座の内容がとてもわかりやすく、夫婦で性教育の知識や意識を高めるとてもよい機会となった。また性教育に関心のある参加者の方と交流できてよかった」といった感想が寄せられました。

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                       講座の様子

   

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