イベントレポート パープルリボンキャンペーン

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イベントレポート

講座名

パープルリボンキャンペーン(女性に対する暴力をなくす運動)

開催日時

令和5年11月12日(日)~11月25日(土)

場所

男女共同参画センター“りぃぶる”図書・交流スペース    

内容

 11月12日から25日は「女性に対する暴力をなくす運動」期間で、“りぃぶる”でも「パープルリボンキャンペーン」を実施しました。「パープルリボンキャンペーン」は、1994年にアメリカで始まった女性に対する暴力根絶の運動です。今年のテーマは「心を傷つけることも暴力です。-ひとりで抱えず、最初の一歩を-」でした。

 来館者に書いていただくメッセージカードを貼るメッセージボードを、空と海にし、暴力から自由になって自分らしく生きる女性をイメージし、ボードに鳥と雲、くじらと波を立体的に飾り付けるとともに、メッセージカードも同様の意味を込めて、鳥とくじらの形にし、来館された方に「女性に対する暴力」についてのメッセージを書いていただきました。

 図書・交流スペースには女性に対する暴力に関連する本のコーナーを設け、パープルリボンをホワイトツリーに飾ってもらうよう設置しました。また、今年は新たに「ビッグパープルリボンを作ろう!」と、来館者に大きなパープルリボンの枠に紫の濃淡の花を貼ってもらい、ビッグパープルリボンを完成させました。

 また、廊下には具体的な暴力の例をイラストと文章でわかりやすく解説したポスターと、暴力に気づくきっかけになるように暴力に関するチェックリストのポスターを作成し、女性の暴力への認識を促し、いつでも気軽に相談できるように促しました。

 パープルリボンキャンペーン期間中、会議室、図書・交流スペースの利用者325名にご協力いただき、メッセージカードは235枚、ツリーへのリボンかけ156個と、多くの方にパープルリボンキャンペーンの趣旨を理解し、ご賛同いただけました。

 配偶者暴力相談支援センターに寄せられたDV被害の相談件数は、全国で2020年度に過去最多の約12万9000件、2022年度は12万2000件と深刻です。近年、コロナ禍の影響やスマートフォンの普及により、SNSのDV被害も増加しています。暴力は人を支配することであり、犯罪であることを今後も伝えていきたいと考えています。

<メッセージカードより~メッセージ抜粋~>

 ・ジェンダー・セクシュアリティーetc.に関わらずすべての人が対等に!

 ・あなたが悪いんじゃないよ。ひとりでかかえずに相談してみて、きっと道ができるから

 ・おかしいと思ったら助けをよんで下さい。きっと声がとどくところひとがいます。むずかしいと思うけど勇気をもって!

 ・誰もが“NO!”と言える社会へ変わっていくことを強く願います。あなたの声は、誰かの力。

 ・暴力、加害者、被害者ともにサポートがある社会へ!

  館内様子1   館内様子2             

   「女性に対する暴力」図書コーナー          ビッグパープルリボン    

    館内様子3  

      メッセージカード

     

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