イベントレポート「みんなに男女共同参画」提案事業 子どもと性のこと話せますか?~親世代の性教育と今とのギャップを知ろう!~
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講座名
みんなに男女共同参画」提案事業 子どもと性のこと話せますか?~親世代の性教育と今とのギャップを知ろう!~
開催日時
令和5年1月15日(日) 13:30~15:30
場所
和歌山県男女共同参画センター 会議室A
企画・運営
ファースト・ステップ
内容
性の多様性を知り、子どもと性についてオープンに話せる大人になることを目的に、助産師・思春期保健相談士で日本思春期学会性教育認定講師の資格をもつ浜野優子さんを講師に迎え、対面及びオンラインにて講座を開催しました。
講師は、まず、学校ではどのような性教育を受けているのか、若者を取り巻く性の現状、大人が知っておくべきこと、子どもたちに何をどう伝えるのか、について述べられました。
また、親世代と今でも学校で学ぶことはあまり変わってはいない。子どもたちは学校ではなく友人やインターネットで情報を手に入れているため、それが正しい知識だけではないというのが現状である。子どもたちに伝えるためには、まず親世代の大人たちが正しい知識を持ち、子どもに相談されやすい人になることが大切である。子どもが必要としている時に必要なことを伝えるために、子どもの年齢に応じて伝え方を変え、そして、「ごまかさない」、「拒否しない」、「嘘をつかない」という三つの約束を守り、自分も含め相手を肯定する。そして、相手のプライベートを守るための境界線があることを知ること、性のあり方は多様性であることが当たり前だという社会になることの重要性を語られました。
講義後には、事前に参加者からいただいた質問にすべて答えていただきました。
参加者からは、「性のことについて、多方面から知ることができた。」、「性の話はタブーみたいな雰囲気があるので、もっとオープンに話せるように、このような講座がもっとあれば良いと思いました。」などの感想が寄せられました。
講座の様子
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