イベントレポート「はじめての男女共同参画エキスパンダー養成講座(実践編)in有田」
講座・イベント情報
イベントレポート
講座名
はじめての男女共同参画エキスパンダー養成講座(実践編)in有田
開催日時
令和2年8月30日(日)、9月13日(日)・27日(日)10:30~15:30
場所
有田振興局3階 大会議室
講師
鳥渕 朋子さん(アクト研究室代表)
内容
昨年の「男女共同参画エキスパンダー養成講座(基礎編)」を発展させる(実践編)を開催しました。
使用する机やイス等の消毒の徹底、受付時の体温測定、手指の消毒等、新型コロナウイルス感染拡大防止に配慮しながら実施しました。また、講座の進行もグループワークを個人ワークに替えたり、企画を発表する機会を増やしたりと工夫しながら進めました。
第1回「誰もが生きやすい社会とは?」では男女共同参画の視点を確認し、常にジェンダーのアンテナをたてていることが必要と教わったあと、「スキルを手に入れる①」として情報リテラシー※1について学び、ディズニー映画「シンデレラ」を教材に、時代とともにプリンセス像も変っていることを検証しながら、発信される情報を見極め、活用する大事さを教わりました。
第2回「スキルを手に入れる②~効果的な会議の進め方~」では個人ワークで、参加者の意見をより引き出し会議を充実させる進め方(ファシリテーションスキル)を学び、「同③~企画のノウハウを学ぶ~」ではアイデアを形にするために必要な情報収集と分析の仕方や例を用いながら、アイデアの動機、背景、目的、具体的な内容など段階的に学んだあとシートを使って企画にチャレンジしました。
第3回「スキルを活かす①~アイデアを形にする~」では、企画書の仕上げと企画の発表をしました。受講者からは、「段階を追って計画を練れば、最初が突調子のないものでも、順に現実性、実現性が高まるものとわかった。」「会議の進め方はすぐに実践します。」「プレゼンの訓練が役立った。」などの感想をいただき好評の講座となりました。
基礎編で学んだ男女共同参画の視点を取り入れ、実践編で習得したスキルを活かして、事業が実現されることを期待しています。
特に実践編の内容は個人のスキルアップにつながり、仕事とプライベート両面で役立てていただけたらと思います。
※1情報リテラシー:
情報 (information)と識字 (literacy) を合わせた言葉で、情報を主体的に選択、収集、活用、編集、発信する能力のことをいう。
※2ファシリテーター:
「物事を容易にする」ことを意味するファシリテイトという動詞から発生した言葉で、中立な立場で会議などを進行する存在のことをいう。
講座の様子