イベントレポート 大人のための“りぃぶる”読み語り広場
講座・イベント情報
イベントレポート
講座名
大人のための“りぃぶる”読み語り広場
開催日時
令和元年10月18日(金)10:30~11:30
場所
和歌山県男女共同参画センター“りぃぶる”図書・交流スペース
内容
男女共同参画や人権の視点を養うことを目的に、読み聞かせボランティアによる絵本や詩の朗読を聴く読み語りの会を図書・交流スペースで実施しました。読み語りの本は、“りぃぶる”の蔵書の中から、人権や男女共同参画の視点を養えるもの、心の癒しになるもの、エンパワメントできるもの、元気になるもの、子育ての参考になるものから選びました。
『アンソロジー おやつ』より佐藤愛子さんの悲しいカステラは、佐藤愛子さんが5、6歳のときに経験した悲しくも思わず笑ってしまう思い出のお話でした。『おこだでませんように』はいつも怒られてばかりの男の子が主人公で、子育て経験がない人も胸が熱くなり、ほろっとさせられる絵本です。佐野洋子さん作・絵の『100万回生きたねこ』は42年前に書かれたロングセラーで時を超え今なお大人が読んでも感動する絵本でした。『まんげつのよるまでまちなさい』は絵本『しろいうさぎとくろいうさぎ』の作者ガース・ウイリアムが描いたとてもきれいな絵本でした。『じぶんをいきるためのるーるは』とても小さな絵本ですが、作者が子供の頃に出会いたかった内容の本を今の子供たちに届けたいという思いからつくったメッセージ性の高い中身の濃い絵本です。
参加者から、「エッセイも、絵本も、良かったと思います。絵本は『おこだでませんように』が、特に良かったです。」という感想や、「益田ミリさんの様な、気軽に聞けるエッセイをまた聞いてみたい」、「クスッと笑える様なお話を聴きたい」いう意見をいただきました。
当日朗読した本 朗読の様子