イベントレポート（平成27年度語り合い広場 「男性の介護を考える」）
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イベント名
語り合い広場「男性の介護を考える」
開催日時
平成28年3月12日（土） 14：00～16：00
場所
和歌山県男女共同参画センター“りぃぶる”会議室A
講師
内橋康彦さん（スタート・ケア代表、介護離職ストッパー）
内容
今日の高齢化社会において、男性の介護者は100万人を超え、介護は性別に関係なく身近で切実な問題になっています。今回の語り合い広場では「男性の介護を考える」をテーマに、男性が介護をする際に必要な心構えや仕事と介護の両立について話し合いました。
講師の内橋先生は、現在男性の介護者は増加し続け全介護者の3割以上になっていると話し、男性が介護者になった時の問題として、家事の経験不足や、地域の人との交流が希薄であること、さらに弱音を吐けずに一人で抱え込んでしまう男性介護者が多いことなどを挙げられました。
さらに仕事をしている男性介護者では、仕事と介護の両立が大きな課題になるため、公的支援や民間のサービスを上手に活用することに加えて、IT技術などを駆使した「働き方改革」により時間を効率化していくことが重要と話されました。
グループワークでは、JR認知症事故訴訟や介護虐待、さらに介護をしていて楽しいことなどをテーマに参加者が意見を交わしました。
参加者からは、「男性介護は地域とのつながりが大切だとわかった」「ワーク形式で意見を交換できてよかった。」などの感想が寄せられました。
講師の内橋康彦さん
グループ発表の様子