令和4年和歌山県地価調査
・県全体の平均変動率は、住宅地は平成3年から32年連続、商業地は平成4年から31年連続の下落である。
・平均変動率の下落率が住宅地・商業地とも縮小した。
・価格上昇地点は、住宅地は昨年の2地点から10地点に増加し、商業地は昨年の地点なしから6地点となった。
・価格上昇地点があるのは、住宅地で10年連続、商業地は2年ぶりである。
・和歌山市の商業地の平均変動率は3年連続で下落したが、下落率は縮小した。
1 全体
[調査地点数:213(うち林地、選定替え地点を除く全用途継続地点数:200)]
・全用途の平均変動率は△1.1%で、平成3年から32年連続の下落である。
・下落率は、本年は昨年の△1.3%から3年ぶりに縮小した。
・前年からの継続地点200地点のうち、価格が上昇した地点は16地点、横ばいの地点は22地点、下落した地点は162地点となっている。
2 用途別
(1)住宅地
・平均変動率は△1.1%で、平成3年から32年連続の下落である。
・下落率は、本年は昨年の△1.4%から3年ぶりに縮小した。
・価格上昇地点は、10地点(和歌山市8、印南町1、串本町1)で、価格上昇地点があるのは10年連続である。
・価格上昇地点は、和歌山市の利便性に優れた地点や居住環境の良好な地点、津波被害が懸念される紀中・紀南地方の高台の地点である。
・価格横ばい地点は、13地点(和歌山市4、橋本市1、田辺市3、岩出市2、白浜町1、上富田町1、串本町1)である。
(2)商業地
・ 平均変動率は△0.9%で、平成4年から31年連続の下落である。
・下落率は、本年は昨年の△1.2%から3年ぶりに縮小した。
・価格上昇地点は、2年ぶりに6地点(和歌山市6)となった。
・価格上昇地点は、和歌山市中心部及び主要幹線道路沿いで繁華性に優れた地点である。
・価格横ばい地点は、6地点(和歌山市4、田辺市2)である。
・和歌山市の平均変動率は、本年は△0.1%で、昨年の△0. 5%に引き続き3年連続で下落したが、下落率は縮小した。
(3)工業地
・ 平均変動率は△0.9%であり、昨年の△1.2%より下落率が縮小した。
(4)参考(平均変動率の順位)
・ 都道府県別の本県の全国順位(変動率が高い順)は、住宅地が38位(昨年42位)、商業地が32位(昨年28位 )である。
・ 近畿地方(2府4県)の中では、住宅地は6位(昨年6位)、商業地は6位(昨年6位)である。
地価調査資料
- 令和4年和歌山県地価調査の実施状況【PDF形式 98KB】
- 令和4年 基準地設定数【PDF形式 89KB】
- 令和4年和歌山県地価調査結果の概要【PDF形式 1,617KB】
- 令和4年地価調査基準地標準価格及び対前年変動率一覧【PDF形式 215KB】
〇令和4年和歌山県地価調査の基準地の標準価格等
その他資料
平成25年から付近案内図を廃止しました。個々の基準地の位置情報については、国土交通省の標準地・基準地検索システム(外部リンク)(全国)(外部リンク)、または和歌山県地理情報システム(外部リンク)内の地価調査・地価公示調査地点地図(外部リンク)で確認できます。
- 第1表 市町村別・用途別平均価格【PDF形式 27KB】
- 第2表 市町村別・用途別対前年平均変動率【PDF形式35KB】
- 第3表 用途別平均価格及び対前年平均変動率の推移【PDF形式 50KB】
- 第4表 住宅地の価格水準上位地点
第5表 商業地の価格水準上位地点
第6表 住宅地の対前年価格変動率上位地点
第7表 商業地の対前年価格変動率上位地点
第8表 住宅地の対前年価格変動率マイナス上位地点
第9表 商業地の対前年価格変動率マイナス上位地点【PDF形式 90KB】 - 第10表 地価公示の標準地と同一地点である基準地一覧
第11表 林地の類型別価格及び対前年変動率【PDF形式 40KB】 - 第12表 基準地別地価の推移(平成18年~令和4年)【PDF形式 150KB】
・ 附録