自然環境の保全について
自然公園について
和歌山県内には素晴らしい文化財や史跡、山岳、高原、滝、渓谷、海岸などがあります。
これらが織りなす優れた景観や、そこに生息する生物を保全するため、国で指定し国が管理する「国立公園」、国で指定し県が管理する「国定公園」、県で指定し県が管理する「県立自然公園」の3つの分類に分けて指定を行っています。
自然環境保全地域について
天然林などの現存する貴重な自然環境を保全するため、自然・社会的諸条件から見て自然環境を保全することが必要な特定の地域について、和歌山県自然環境保全条例に基づき、県自然環境保全地域として指定し、適正な保全に努めています。
なお、有田振興局管内では「立神社寺社林」が指定されています。
名称 | 所在地 | 特別地区の面積 | 普通地区の面積 | 特別地区と普通地区の合計面積 | 野生動植物保護地区の面積 | 特徴 | 指定年月日 |
立神社寺社林 (たてじんじゃじしゃりん) |
有田市野 | 1.3ha | なし | 1.3ha | なし | ホルトノキ スダジイ |
昭和51年(1976年)3月30日 |
立神社寺社林において、下記の行為を行う場合、県知事の許可を得る必要があります。
また、非常災害のために必要な応急措置として第1項各号に掲げる行為をした者は、行為日から起算して14日以内に届け出なければなりません。
自然環境調査について
管内の保護・保全すべき自然環境として、平成23年度から平成24年度にかけて「植物群落」等について、平成26年度に「地形・地質」について現地調査を行い、調査結果を資料として取りまとめました。
→有田の自然環境調査について