有田振興局管内の自然公園

有田振興局管内の自然公園

有田振興局管内(有田市、湯浅町、広川町、有田川町)には、「国定公園」が1つ、「県立自然公園」が3つあります。

自然公園内の地域は、優秀性、自然度、公園利用上の重要性に応じて、許可制の「特別地域」及び「海域公園地区」と、事前届出制の「普通地域」に分かれています。

さらに、「特別地域」は第1種~第3種特別地域に区分されおり、区分に応じて様々な行為が規制されているため、行為を行うためには許可を受ける必要があります。

備考:特別地域及び普通地域で行為を行う場合は、こちらをご覧ください。
 

図

※管内に該当する区域については、太字で示しています。県内全域の自然公園については、こちらをご覧ください。

高野龍神国定公園

名称 関係市町村 面積(ha)※陸域面積 面積(県内のみ) 指定年月日(当初)
高野龍神(こうやりゅうじん)

田辺市

かつらぎ町

高野町

有田川町

19,198

14,042 昭和42年(1967年)3月23日

和歌山県と奈良県の県境にまたがる紀伊山地の一部が国定公園になっています。
護摩壇山(ごまだんざん)には、ブナ・ツガの自然林が残され、冬には樹氷が見られるなど、県内では珍しい山岳地です。

山頂から小森谷渓谷にかけては、護摩壇山森林公園(ワイルドライフ)や遊歩道が整備されており、多くのハイキング客などが訪れています。


注意:行為を有田川町で行う場合は湯浅保健所、田辺市で行う場合は田辺保健所、かつらぎ町及び高野町で行う場合は橋本保健所へご連絡ください。

生石高原県立自然公園

名称 関係市町村 面積(ha)※陸域面積 指定年月日(当初)
生石高原(おいしこうげん)

紀美野町

有田川町

426 昭和30年(1955年)2月5日



生石高原は、標高870mの生石ヶ峰山頂付近に広がる広大なススキ草原を中心とし、ぬの地(沼池)周辺及び箕六弁財天周辺から構成されています。
山頂中心に広がるススキ草原が関西有数の規模を誇り、山頂からは紀州の山並みや明石海峡大橋の橋脚や淡路島などを眺めることができるため、ハイキングやキャンプなどで多くの利用者が訪れる県立自然公園です。また、 貴重な生態系を保全するため、地元町やNPOによって刈り取りや山焼き等の復元や育成保全活動を行っています。

注意:行為を紀美野町で行う場合は海南保健所、有田川町で行う場合は湯浅保健所へご連絡ください。
 

PDF形式を開きます計画書(生石)(PDF形式 340キロバイト)

画像形式(JPG)を開きます区域図(生石)(画像形式(JPG) 1,925キロバイト)

西有田県立自然公園

名称 関係市町村 面積(ha)※陸域面積 指定年月日 備考
西有田(にしありだ)

有田市

湯浅町

広川町

218 昭和31年(1956年)11月1日

令和2年3月27日に区域修正


宮崎ノ鼻(有田市)から唐尾湾(広川町)に至る典型的なリアス海岸が特色の公園で、リアス海岸と鷹島、苅藻島、毛無島等の島々からなる内湾景観を特色とし、岩礁の間には砂浜も点在しています。
また、和歌山の朝日・夕陽100選に選ばれている栖原海岸、西広海岸、矢櫃海岸といった海岸が美しい景観を呈しています。
 

PDF形式を開きます計画書(西有田)(PDF形式 213キロバイト)

画像形式(JPG)を開きます区域図(西有田)(画像形式(JPG) 4,016キロバイト)

城ヶ森鉾大県立自然公園

名称 関係市町村 面積(ha)※陸域面積 指定年月日 備考
城ヶ森鉾大(じょうがもりほこだい)

田辺市

有田川町

日高川町

4,225 平成21年(2009年)4月28日


城ヶ森山(じょうがもりやま)・若藪山、鉾尖岳(ほこだいだけ)・牛廻山(うしまわしやま)を中心とする地域で構成されるブナなどの貴重な自然林が残る県立自然公園です。初湯川(うぶゆがわ)の川沿いにはカエデの仲間やケヤキなどが多く、秋には渓谷が赤や黄色の葉で彩られます。
また、城ヶ森周辺では、頭部の赤色が目を引くオオアカゲラや瑠璃色の羽が美しいフジミドリシジミなどの貴重な鳥や昆虫が記録されています。

注意:行為を田辺市で行う場合は田辺保健所、有田川町で行う場合は湯浅保健所、日高川町で行う場合は御坊保健所へご連絡ください。

PDF形式を開きます計画書(城ヶ森鉾大)(PDF形式 338キロバイト)
画像形式(JPG)を開きます区域図①(城ヶ森鉾大)(画像形式(JPG) 1,984キロバイト)
画像形式(JPG)を開きます区域図②(城ヶ森鉾大)(画像形式(JPG) 2,048キロバイト)
画像形式(JPG)を開きます区域図③(城ヶ森鉾大)(画像形式(JPG) 2,026キロバイト)

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