熊野白浜リゾート空港(正式名称:南紀白浜空港)の概要
空港の概要
1 空港の現況
熊野白浜リゾート空港は、和歌山県の空の玄関口として昭和43(1968)年に開港して以来、多くの皆様にご利用頂き、紀南地方の産業・経済・文化振興にアクセス拠点として大きな役割を果たしてきました。
平成8(1996)年3月9日には、旧空港の東隣に1,800メートルの滑走路を有する空港として新たに開港し、東京便のジェット化により、利便性が飛躍的に向上しました。
平成12(2000)年9月には、国内外との人・物・情報の交流の活発化や高速化に備えて、より大型のジェット機に対応可能な2,000メートルの滑走路を有する空港となりました。
紀南地方は、観光資源の宝庫であり、その中でも熊野白浜リゾート空港は県内の一大観光地である白浜町の中心部に位置していることから、観光などへのアクセスにも非常に便利で、利用者に占める観光客の割合が高い空港となっています。また、近年では、テレワーク等を活用し、観光地など普段の職場とは異なる場所で余暇を楽しみつつ仕事をする「ワーケーション」という新しい働き方により、ビジネス客の利用も増えています。
令和元(2019)年度から公共施設等運営権制度(コンセッション)を導入し、株式会社南紀白浜エアポートが、空港運営を担っています。
令和5(2023)年7月から新しく建設した国際線ターミナルビルを使用して国際チャーター便の受け入れを行っています。
令和6(2024)年1月、空港の愛称を「熊野白浜リゾート空港」と決定しました。
2 空港の施設
- 設置者
和歌山県 - 飛行場の位置
和歌山県西牟婁郡白浜町 - 標点
北緯33度39分44秒、東経135度21分52秒 - 標高
89.4メートル - 飛行場の告示面積
74.1ヘクタール - 滑走路
長さ2,000メートル×幅45メートル - 着陸帯
長さ2,120メートル×幅150メートル - エプロン
(サウスエプロン)小型ジェット用2バース、YSクラス用1バース
(ノースエプロン)小型機用5バース - 駐車場
第1駐車場(有料):220台 第2駐車場(無料):300台 - ターミナルビル
旅客ターミナルビル3階建 国際線ターミナルビル2階建
3 空港の運営
- 熊野白浜リゾート空港は、公共施設等運営権制度(コンセッション)を導入して「南紀白浜空港民間活力導入事業」を実施し、株式会社南紀白浜エアポートが運営を行っています。
熊野白浜リゾート空港の供用規程や様式集等(株式会社南紀白浜エアポートのホームページ)(外部リンク)