国道42号を南に進むと、右手に佐野王子社の跡があります。

いわゆる熊野九十九王子社の一つで、熊野の御子神（みこがみ） を祀り、遥拝・休憩所になりました。

佐野王子は、鎌倉初期からその名がみえます。後には那智大社の末社となり、境内の森は周囲約400ｍあり「若一(にゃくいち)王子の森」と呼ばれていました。

今は廃社となり、王子跡の石碑が残るのみです

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