赤木越
熊野古道「中辺路」を歩いてきた場合 口熊野と奥熊野の境界が三越峠(みこしとうげ)となりますが、三越峠から本宮へは二つのルートがありました。
ひとつは、三越峠から発心門王子(ほっしんもんおうじ)などを経由する中世の熊野御幸(くまのごこう)のルートで、これを本街道といいました。
もうひとつのルートは、近世に利用されるようになったもので、三越峠から「赤木越(あかぎごえ)」で湯の峰温泉に到り、湯の峰温泉から「大日越(だいにちごえ)」で本宮に向かうというルートです。
現在は船玉神社(ふなたまじんじゃ)手前から赤城越に入り、なべわり地蔵、 柿原茶屋跡を経て湯の峰温泉へ、約7キロメートル、2時間のルートです。
問い合わせ先
熊野本宮観光協会 電話:0735-42-0735