滝尻王子と滝尻茶屋

滝尻王子

滝尻王子(たきじりおうじ)は、熊野九十九王子のなかでもとくに格式が高いとして崇敬されてきた「五体王子(ごたいおうじ)」のひとつで、熊野の霊域の入り口とされたとされたとても重要な場所でした。

富田川と石船(いしぶり)川の合流点にあり、「滝尻」の名は石船川の急流が富田川に注ぐ滝のような水音からきたといいます。滝尻王子から熊野の霊域に入るという滝尻王子社の裏手の急な坂道の上に、「胎内(たいない)くぐり」と呼ばれる穴の開いた岩があります。その上方に「乳岩(ちちいわ)」と呼ばれる岩屋があり様々な伝説が伝えられています。

問い合わせ先
中辺路町観光協会 電話:0739-64-1470

滝尻茶屋

滝尻王子(たきじりおうじ )前にある茶屋です。地域の物産の販売をはじめ、熊野古道の情報も提供してもらえます。

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