補陀洛山寺

補陀洛山寺(ふだらくさんじ) は、9世紀半ば過ぎから18世紀初頭まで行なわれた補陀洛渡海の出発点で、隣にある浜の宮王子・熊野三所大神社(くまのさんしょおおみわやしろ) の守護寺でもあります。

ご本尊の千手観音は重要文化財に指定されています。

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問い合わせ先
那智勝浦観光機構(観光案内所) 電話:0735-52-5311

補陀洛渡海船

南方海上にあると想像された観音浄土を目指す補陀洛渡海(ふだらくとかい) に使われた船を復元したものです。

熊野比丘尼(くまのびくに) が各地を絵解き説法して回るときに用いた「熊野参詣曼荼羅」に基づいています。

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渚の森公園

浜の宮王子前には「渚の森」と呼ばれ、和歌にも詠まれた名勝の森がありました。

現在は、熊野三所大神社(くまのさんしょおおみわやしろ) 、補陀洛山寺(ふだらくさんじ) 周辺一体が公園として整備され、駐車場も完備しています。

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振分石

この地点は、紀伊半島の西側を海沿いに進む大辺路、紀伊半島の東側を海沿いに南下する伊勢路、そして田辺から本宮大社、那智山、那智を結ぶ中辺路の分岐点です。

この石は、それを示す道標です。

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