熊野那智大社

熊野那智大社

熊野本宮大社、熊野速玉大社と並ぶ熊野三山の一つです。御祭神は熊野十二神と飛瀧神で、主祭神は熊野夫須美大神(くまのふすみのおおかみ) で、むすび(諸願成就)の神様です。御本殿等は6棟あり、国の重要文化財(世界遺産)に指定されています。

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問い合わせ先

那智勝浦観光機構(観光案内所)  電話:0735-52-5311

社殿

熊野那智大社の社殿は、東から横一列に南向きに建つ第一殿から第五殿と、それらと直角に東向きに建つ第六殿・御県彦社(みあがたひこしゃ) からなります。各社殿は瑞垣(みずがき)で仕切られ、正面には鈴門が開かれています。これらの社殿は国の重要文化財(世界遺産)に指定されています。

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宝物殿

熊野那智大社の宝物殿は、昭和41年(1966年)に「熊野那智大社創建1650年祭」の記念事業として建てられたものです。

内部は陳列室と収蔵庫に分かれています。

国指定や県指定の熊野信仰に係わる文化財、絵画・古文書・尊像・刀剣・古鏡・経塚出土品・祭器具類が展示されています。

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枝垂桜

熊野那智大社本殿の瑞垣(みずがき) のそばにある枝垂桜 (しだれざくら) は、後白河法皇が御手植えされたものと伝えられ、別名法皇桜と呼ばれています。
幹の周囲1.5mと小ぶりの名木で、県の天然記念物に指定されています。

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お滝道と那智の火祭り

お滝道は、御瀧前から大鳥居を抜け、熊野那智大社への参道に出る杉木立の中をいく「鎌倉積の石階段」です。
このお滝道が、毎年7月14日行われる熊野那智大社の「那智の火祭り」の巡行道です。

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八咫烏

神武天皇が熊野から大和に入られた時に道案内をしたのが三本足のカラス「八咫烏(やたがらす) 」だったと伝えられています。

熊野権現ではこの八咫烏を神鳥として崇め、一月二日から八日まで牛王神符(ごおうしんぷ)を奉製する牛王神璽祭(ごおうしんじさい) を行っています。

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那智の大樟

那智の大樟(おおくす)は熊野那智大社の境内にあって、高さ27m、幹周り9.3m、枝張り南北25m、樹齢800年以上を数え堂々とそびえ立っています。

熊野三山造営の勅旨として参った平重盛が御手植えした樟として伝わっており、県指定の天然記念物です。

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おみくじ

熊野那智大社にはジャンボおみくじがあります。

筒には持ち手が2箇所あり、番号を書いた棒が出てくるまで「よいしょ!」と気合を入れてガラガラ揺らします。

重いのですが、その分ご利益がありそうです。

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