小栗判官 車塚
今から五百年余り前、小栗判官(おぐりはんがん)は照手姫(てるてひめ)と恋に落ち、父の許しを得ず婿入りしたため毒殺されます。
照手姫も川に流され苦行の日々を送ることとなりました。
小栗判官は閻魔大王の計らいで餓鬼の姿でこの世に戻され、再び照手姫と出会い、目・耳・口もきけず手足も不自由な身の小栗を乗せた土車は各地を旅し、彼女の愛と道中多くの人の情けで湯の峰に辿り着きます。
そして熊野権現の加護と薬湯で元の小栗判官の姿に回復します。
車塚(くるまづか)はその車を埋めたところと伝えられています。
問い合わせ先
熊野本宮観光協会 電話:0735-42-0735