流域下水道の計画概要

和歌山県では、紀の川流域及び紀の川中流流域の2箇所で流域下水道事業を行っています。

紀の川流域下水道(伊都処理区)

紀の川流域下水道は、橋本市(旧高野口町含む)、かつらぎ町、九度山町を対象とした県内初の流域下水道事業として、昭和54年度に事業着手しました。
県は、浄化センター、中継ポンプ場、幹線管渠の整備を行い、関連市町は処理区域内の下水道管の整備を進めてきました。
幹線管渠は伊都、九度山の2幹線があり、途中で紀の川を横断する九度山中継ポンプ場があります。
終末処理場である伊都浄化センターはかつらぎ町窪にあり、平成13年4月1日に処理を開始しました。
現在は、関連市町で整備する下水道区域の拡大に伴い、伊都浄化センターの施設増設を行っています。

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紀の川中流流域下水道(那賀処理区)

紀の川中流流域下水道は、紀の川市および岩出市を対象とし、平成13年度に事業着手しました。
県は、浄化センター、中継ポンプ場、幹線管渠の整備を行い、関連市町は処理区域内の下水道管の整備を進めてきました。
幹線管渠は那賀、桃山、貴志川、岩出の4幹線があり、途中で紀の川を横断する桃山ポンプ場、貴志川を横断する貴志川ポンプ場があります。
終末処理場である那賀浄化センターは岩出市中島にあり、平成20年12月10日に処理を開始しました。
現在は、関連市で整備する下水道区域の拡大に伴い、流域幹線管渠の延伸及び那賀浄化センターの施設増設を行っています。

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