地すべりについて
比較的、緩やかな斜面において地中の粘土層など滑りやすい面を境界として地下水の影響で地面がゆっくりと動き出す現象を「地すべり」と言います。
一度に広い範囲が動くので、ひとたび発生すると住宅、田畑、道路、鉄道などに大きな被害を及ぼします。
また、川がせき止められ、それが決壊すると下流に大災害をもたらすこともあります。
このような被害が生じる恐れがある箇所を「地すべり危険箇所」と言います。
和歌山県には地すべり危険箇所が595箇所(農村振興局所管60箇所、林野庁所管40箇所、国土交通省所管495箇所)存在し、(平成25年3月1日現在)、とくに中央構造線や御荷鉾(みかぶ)構造線が通る紀の川、有田川流域に多く分布しています。
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