区域の指定について

「土砂災害警戒区域」は土砂災害が発生した場合に、住民等の生命又は身体に危害が生じるおそれがあると認められる区域です。

土石流

原則として流域面積が5キロ平方メートル以下の渓流において、扇頂部から下流で勾配が2度以上の区域

急傾斜地の崩壊

  • 傾斜度が30度以上で高さが5メートル以上の区域
  • 急傾斜地の上端から水平距離が10メートル以内の区域
  • 急傾斜地の下端から急傾斜地の高さの2倍(50メートルを超える場合は50メートル)以内の区域

地すべり

  • 地すべり区域(地すべりが発生している区域または地すべりが発生するおそれのある区域)
  • 地すべり区域下端から、地すべり地塊の長さに相当する距離(250メートルを超える場合は250メートル)の範囲内の区域
  • 「土砂災害特別警戒区域」は土砂災害が発生した場合に、建築物に損壊が生じ、住民等の生命又は身体に著しい危害が生じるおそれがあると認められる区域です。

土石流

  • 土砂災害警戒区域のうち、土石流により建築物に作用すると想定される力が、通常の建築物の耐力を上回る土地の区域。

急傾斜地の崩壊

  • 土砂災害警戒区域のうち、急傾斜地の崩壊に伴う土石等の移動により建築物に作用すると想定される力が通常の建築物の耐力を上回る土地の区域。
  • 土砂災害警戒区域のうち、急傾斜地の崩壊に伴う土石等の堆積により建築物に作用すると想定される力が通常の建築物の耐力を上回る土地の区域。

地すべり

土砂災害警戒区域のうち地すべり地塊のすべりに伴って生じた土石等により力が建築物に作用した時から30分間が経過した時において建築物に作用する力の大きさが通常の建築物の耐力を上回る土地の区域で、地すべり区域の下端から最大で60メートルの土地の区域。

土石流
イメージ図:土石流
急傾斜地の崩壊
イメージ図: 急傾斜地の崩壊
地すべり
イメージ図: 地すべり

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