第一回切目川ダム環境委員会
第一回切目川ダム環境委員会
日時:平成19年5月21日 15:00~17:00
場所:和歌山市 アバローム紀の国 5F カトレア
出席委員:6名
委員会開催にあたって
第一回委員会にあたり、冒頭に委員会規約の承認やスケジュールの確認、委員長の選出を行いました。
続いて、事務局より、切目川流域やダム事業の概要と、これまでに実施した環境調査結果(特に動物、植物)を報告しました。
和歌山県からの説明
意見交換
切目川流域の自然環境の現状をふまえ、今後の調査、検討方針等について意見交換を行いました。
- 検討範囲・項目の確認
- 予測対象とする動・植物の 種類の確認
- 土砂の供給、堆砂
- 濁水問題
審議状況
主な意見
- 完璧な代償措置は困難。事業による環境のマイナス面を整理、評価すること
- 土砂移動の変化を把握し、河床変動や下流域の環境との関連を検討するべき
- 調査・解析に委員も加わって助言する等の調査体制が望ましい
- 濁水問題が懸念されるため、上流域の土地利用、地形・地質についても現状把握するべき
- ダム湖ができた後の外来種対策(ブラックバス等の放流防止策等)も考慮しておく必要がある
- 流域の植生管理による保水力の向上、濁水の軽減も考慮すべき
- 事後のモニタリング調査を継続することも重要