農林漁業セーフティネット資金
農林漁業セーフティネット資金とは
農林漁業者が不慮の災害や社会的・経済的な環境の変化等によって売上が減少し、資金繰りに支障を来たしている場合等に、経営の維持安定に必要な長期運転資金を日本政策金融公庫が融通する制度資金です。
資金の内容
- 災害(台風、冷害、干ばつ等)の被害を受けた場合
- BSE(牛海綿状脳症)や鳥インフルエンザ等の発生に伴う家畜の殺処分や畜産物の移動制限を受けた場合
- 燃油や家畜飼料等の高騰により一時的に経営が悪化しているなどの状況にある場合
などに利用できます。
資金使途は資材費、労務費その他の長期運転資金です。
貸付対象者
- 認定農業者
- 認定新規就農者
- 農業所得が総所得の過半又は農業粗収益が200万円以上の者(法人は、農業売上高が総売上高の過半を占める又は農業売上高が1,000万円以上)
償還期間
15年以内(うち据置期間3年以内)
貸付限度額
- 一般
600万円 - 特認
年間経営費等の12分の6(簿記記帳を行っており、特に必要と認められる場合)