渓間工
森林整備
過密度な森林
森林は手入れが行き届いていないと、森林の公益的機能が充分に発揮されません。
樹木の密度が高くなりすぎている森林では、木々が日光を遮ってしまいます。地面に日光が当たらないと、下草等が生えず土がむき出しのままになり、降雨によって土砂が流出しやすい状態になっています。
森林を整備する
治山事業では、過密度な森林を適正な密度に導くため、森林整備を行っています。
森林整備により伐採を行うことで、樹木の密度を調整、軽減し、林内に光を当てます。林内に光が入ったことで、植生が回復し地面を覆って降雨による土砂の洗掘、流出を防ぎます。
健全な森林づくりも災害の防止に役立っています。
手入れのされていない森林
林内が暗く土がむき出しになっている
森林整備直後の様子林内に日光が入っている
森林整備後数年経過した様子
林内に幼木が育っている