介護支援専門員実務研修における実習の受入れ

介護支援専門員実務研修における実習の受入れ

介護支援専門員研修制度が見直され、平成28年度から介護支援専門員実務研修において、居宅介護支援事業所で行う「ケアマネジメントの基礎技術に関する実習(概ね3日間程度)」が改定されました。

1 実習受入れの対象事業所

特定事業所加算を取得している居宅介護支援事業所

2 受け入れる実習生の人数

受入れ人数については、県に申請(登録・変更)された「実習受入可能人数」を参考にさせていただきます。

3 実習目的

介護支援専門員が行う、一連のケアマネジメントプロセスを同行・見学し経験することで、実践にあたっての留意点や今後の学習課題等を認識することを目的としています。

4 実習内容

実習の内容は見学実習とし、実習協力者宅への訪問を行い、以下の項目について、一連のケアマネジメントプロセスの実習を行います。なお、実施の順番は問いません。

  1. アセスメントの実施
  2. 居宅サービス計画の作成(プランニング)
  3. サービス担当者会議の準備・同席
  4. モニタリングの実施
  5. 給付管理業務の方法

5 実習指導者

実習指導者は原則、主任介護支援専門員です。
なお、実習指導者となることで、主任介護支援専門員更新研修の受講要件に該当します。

6 実習期間

前期・後期の間(平成30年度は3月中)に、概ね3日間程度(18時間以上) 

3日間というのは決められた日数ではありません。実習内容で示した各項目を指導することが重要であり、日数・時間数は区切らず3日間より少なくても多くても可能です。
ただし、合計実習時間数は18時間(休憩時間を除く)以上とします。また、連続するかどうかも各事業所の実情に応じて対応してください。

7 研修実施機関

一般社団法人和歌山県介護支援専門員協会

8 (参考)令和6年度実施内容

令和6年度実務研修のスケジュール
時期 内容 参考
10月13日 (介護支援専門員試験)
11月25日 (試験合格発表日)
12月25日 (介護支援専門員実務研修 開始)

12月下旬~

令和7年1月

研修実施機関(和歌山県介護支援専門員協会)が、実習生と事業所のマッチングを行い、事業者に「実習生受入依頼書」を送付

第5号様式

実習生に対し、実地研修内で実習オリエンテーションを実施
実習生が受入事業所に「実習受入依頼書」を提出 第7号様式
受入事業所が実習生に「実習受入承諾書」を交付 第8号様式

実習生が研修実施機関に「実習誓約書」を提出

第9号様式
2月 受入事業所と研修実施機関との委託契約の締結
2月下旬 (実習開始)
4月初旬まで 受入事業所が研修実施機関に「報告書兼評価書」を提出
(実習終了後、速やかに提出)
第10号様式
4月中旬~ 研修実施機関が受入事業所に「実習受入証明書」を発行

実習への協力は、特定事業所加算の算定要件です

居宅介護支援事業所における特定事業所加算は、この実習への協力又は協力体制を確保していることが算定要件です(平成28年度実務研修受講試験の合格発表の日〔平成28年11月22日〕から適用)。

PDF形式を開きます和歌山県介護支援専門員実務研修実習受入協力事業所登録一覧(PDF形式 191キロバイト)(令和6年12月10日現在)

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