和歌山県のプラスチックごみ対策・ごみの散乱防止対策について

プラスチックごみの現状

 近年、プラスチックごみの環境への悪影響が大きな問題になっています。

 プラスチックは私たちの生活を便利で豊かにしてくれますが、ひとたびそれがごみとして排出され、適正に処分されないと環境汚染につながってしまいます。

 いま世界中で大きな問題となっている「海洋ごみ」「海洋プラスチックごみ」、これは陸上で散乱しているごみが河川を流れ、海洋に流出したことで発生しているともいわれています。

海ごみの発生源

 和歌山県では、廃棄物の適正な処分、再利用による減量化を推し進めていますが、依然としてごみが散乱している現状があります。これらの課題を解決するためには、県民、事業者、行政それぞれが主体となり、それぞれが課題解決に向けて取り組んでいく必要があります。1人1人の行動が、県土全体の広域的な環境の保全、また将来にわたり県民にとって健康で文化的な生活の構築につながります。

 みなさんも気でわかやまの“ごみゼロ”目指しませんか?

和歌山県の取り組み


 ★海洋ごみと街中の散乱ごみとのつながり、条例や環境監視員の活動を紹介するVTRを作成しました。 視聴はこちら(YouTube)(外部リンク)から。

【ごみの散乱をさせないための取り組み】

「和歌山県ごみの散乱防止に関する条例」の制定

【県民のみなさんの清掃活動に関する取り組み】

わかやまごみゼロ活動応援制度

【プラスチックごみ削減を実践する事業者を登録する取り組み】
プラごみ・食ロス削減協力事業者制度 ※他ページへ移動します。

【その他、プラスチックごみ対策に関する取り組み】 

県庁内(本館・南別館)及び日高・西牟婁・東牟婁振興局に給水スポットを設置しています ※他ページへ移動します。

プラスチック製買物袋(レジ袋)が全国一律で有料化されます ※他ページへ移動します。

わかやまノーレジ袋推進協議会について  ※他ページへ移動します。
わかやまこどもエコチャレンジ   ※他ページへ移動します。

10月は「和歌山県ごみの散乱防止強化月間」です。

 
 和歌山県では、令和2年10月1日に「和歌山県ごみの散乱防止条例に関する条例」が全面施行されたことを受けて、令和3年度より10月1か月を強化月間と位置づけ、ごみの散乱を「しない」「させない」「許さない」をスローガンとして、様々な取り組みを行うことにより、ごみの散乱防止を推し進め広域的な環境の保全と循環型社会の実現を目指します。

 取り組み内容
 ・ 報道機関等を利用した情報発信の強化による意識の啓発
 ・ 広報誌などによる知識の普及

 ・ 学校等における教育啓発活動   
 ・ リデュース・リユース・リサイクルの取り組み推進
 ・ わかやまごみゼロ活動の取り組み推進
 ・ わかやまプラスチックごみ削減県民運動の推進
 ・ 街頭啓発や清掃活動などごみの散乱防止に関する取り組み推進

 ・ 関係省庁等と一体となったごみの散乱防止に関する取り組み推進

 ・ 環境監視員の巡回強化や各種検査の実施などの不法投棄防止の取り組み推進

 和歌山県ごみの散乱防止強化月間実施要綱
 

 令和5年度強化月間取り組み一覧

「和歌山県ごみの散乱防止に関する条例」の制定

 和歌山県では、県土全体の広域的な環境の保全、また将来にわたり県民にとって健康で文化的な生活を構築していくため、

「和歌山県ごみの散乱防止に関する条例」を制定し、令和2年4月1日より施行いたしました。
 

条例の主なポイント
○県、事業者及び県民のごみの散乱防止に関する責務を定めます。(第1条、3条、4条、5条)

○県はごみの散乱の防止について、県民の理解を深めるため、必要な教育及び啓発を実施します。(第3条)

○何人も、みだりにごみを捨ててはいけません。(第6条)

○ごみをみだりに捨てると回収を命じられます。(第9条)
 命令に従わない場合は5万円以下の過料に処されます。(第10条)

○屋外でごみがみだりに捨てられないよう監視するために環境監視員を配置します。(第11条)


▶県一丸となって和歌山の豊かな環境を“もっともっときれい”にしていき、安全で安心して暮らせる県土を未来に継承していきましょう!


 近年、大きな問題となっている「海洋ごみ」「海洋プラスチックごみ」への対策として、身近にできることから確実に実行するため、条例を制定し、ごみの散乱を「しない」「させない」「許さない」運動を一丸となって取り組んでまいります。

 条例の中では、県、事業者及び県民のみなさんの責務を明らかにするとともに、不法投棄や屋外でのごみの投棄の取り締まり強化とごみの散乱防止の啓発を目的に、「環境監視員」を県内全域に設置しています。

 また、この条例に基づき、屋外でごみの投棄を行った人に対し、その場でごみを回収するように命令し、それに従わなかった場合は過料の徴収に処すこととなります。

 みなさんの生活を将来にわたって持続し、もっともっと和歌山をきれいにしていくためにも、ごみの散乱を「しない」「させない」「許さない」土壌作りにご理解、ご協力ください。
 

・条例本文はこちら

・条例の規則はこちら
・条例案内チラシはこちら

わかやまごみゼロ活動応援制度

 「わかやまごみゼロ活動応援制度」は、県民のみなさまや、事業者のみなさまの自主的な清掃活動を応援する制度です。
 

 和歌山県内で自主的な清掃活動を行っていただく場合、県あてに所定の様式で申請を行っていただくと、県がその活動を「わかやまごみゼロ活動」として認定し、県ホームページにてその活動の広報をお手伝いするなど、みなさんの活動の応援を行います!

 「わかやまごみゼロ活動」として認定を受けた活動が増加していくことで、自主的な清掃活動の活性化を図っていくだけでなく、同様の活動を行っている団体同士がつながっていくことを目指しています。
 

※認定には要件があります。詳しくは、わかやまごみゼロ活動応援制度実施要領をご確認ください。
 

  • わかやまごみゼロ活動応援制度実施要領 (PDF)
  • わかやまごみゼロ活動の認定申請はこちら ※他ページへ移動します。

その他

1 たばこをみだりに捨てるのはやめましょう!!
 道を歩いていると、たばこの吸殻を見かけます。依然として、たばこがみだりに捨てられています。路上等に捨てられたたばこは、河川等を通じて海に流れ着き、海洋に大きな影響を与えます。

 さらに、火が付いた状態で捨てられたたばこが原因で火災が発生した事案もあり、たばこの小さな吸殻でも重大な火災につながります。

 たばこをみだりに捨てることがないよう、マナーを守って喫煙してください。


2 ポイ捨て防止啓発ステッカー

 たばこのポイ捨てによりお困りの方は、このページから自由にダウンロードして御活用ください。

 屋外に貼付する場合は、市販のA4サイズ耐水ラベルシールに印刷すると長持ちします。

  (注意):掲示物を貼る前に、土地等所有者の許可が必要です。

  ポイ捨て防止啓発ステッカーA5サイズ(PDF形式1,038キロバイト)

関連ファイル

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