林業経営コース研修方針
研修方針
和歌山県農林大学校林業研修部林業経営コースは、林業への新規就業希望者等を対象に森林・林業経営学の基礎を身につけ将来林業経営を担える人材、実践的な技術や知識を身に付けて第一線で活躍できる人材、多面的でかつ幅広い視野を持った人材の育成を目的とし、これを推し進めるため以下の方針に基づき研修を実施する。
1 アドミッションポリシー(研修生受入方針)
林業は、木材生産はもとより環境保全など多面的機能を有しており、また地域の主要産業の一つであります。その林業に活力を与えそして新たな価値を創造するとともに、和歌山県林業を振興するため地域リーダーとして活躍できる意欲と能力を持った人材を育成します。
このために、次のような研修生を求めています。
(1)林業に興味があるとともに大きな夢を持っている人。
(2)和歌山県の林業振興に寄与したいと考えている人。
(3)木材の生産技術だけでなく、消費ニーズや国際情勢、経営など幅広い知識と技術の修学に積極的な人。
(4)自然環境などの保全、持続的活用に留意した林業生産活動に興味のある人。
(5)規律ある態度を涵養し、自立性、協調性等豊かな人間形成に努力する人。
(6)高等学校教育課程における基礎学力を備えている人。
2 カリキュラムポリシー(編成・実施の方針)
林業研修部林業経営コースの研修理念である『林業に活力を与えそして新たな価値を創造するとともに、和歌山県林業を振興するため地域リーダーとして活躍できる意欲と能力を持った人材を育成する』ことを実現するため、次のようなカリキュラムを提供します。
(1)林業に関する基礎的教科を教授しそれを具現化するために、実践力を重視した高度な技術研修を行います。
(2)林業を取り巻く広範な情報や技術を習得するため、実務者による講義、講演インターンシップなど実践的な研修を実施します。
(3)林業の生産や経営に有為となる資格の取得を促します。
(4)コミュニケーション力やプレゼンテーション能力を高めるための研修を取り入れます。