文化財パトロール
文化財パトロールとは
県教育委員会では、文化財保護法第191条に基づき、和歌山県文化財保護指導委員設置規則及び和歌山県文化財保護指導委員設置要綱を定め、各市町村に文化財保護指導委員を約50名配置して、文化財パトロールを実施しています。
指定文化財等の異常や、緊急な保護の必要性を早期に発見し、速やかな対応を行い、文化財の適正な保護・管理を図ることを目的としています。
文化財パトロールは年2回以上実施し、文化財の保護や修復、活用等の貴重な資料となっています。
県教育委員会では、年2回程度の研修会を実施して、文化財保護指導委員及び各市町村職員の資質向上と情報の共有を図っています。
文化財パトロールの写真
建物の屋根に歪みがないか、柱に腐り等がないか確認しています。
樹木の枝や幹に枯損箇所等がないか確認しています。
石造物の表面に劣化やひび割れ、ズレ等がないか確認しています。
古墳に異常がないか確認しています。