西牟婁地域産品を使った料理 おかず編
梅味噌ドレッシング
福岡県南部の八女地方で昔から作られてきた「梅酢みそ」で、梅干以外の加工品として今、見直されてきています。
- 材料
味噌 1キログラム
砂糖 0.6から1キログラム
青梅 0.5から1キログラム
- 作り方
- 青梅は洗ってから水気を取る。
- 材料の倍くらいの大きな広口瓶を用意し、熱湯消毒した後、梅砂糖、味噌の順に入れる。
- フタをゆるく閉めて、冷暗所に置き、途中2から3回かき回し、1週間前後、寝かせると完成。
- ワンポイント
梅を長く入れておくと梅酢が出過ぎて、とろみがなくなるので、頃合いを見計らって取り出す。
ししとうの揚げ浸し
昭和40年代中頃から大塔村、中辺路町を中心に産地化し、地域産物として根付いています。中辺路町ではシシトウ味噌の加工品も産品として販売されてます。
- 材料(4人前)
ししとう 20本
A
しょうが汁 大さじ1
薄口しょうゆ 大さじ1
みりん 大さじ1
だし汁 50cc
砂糖 小さじ1
- 作り方
- ししとうは、包丁でを切り込みをいれ180度くらいに熱した 揚げ油に入れてさっと油通しする。
- ししとうをAに漬け、約15分くらいおいてから器に盛る。
- ワンポイント
ししとうは、丸ごとあげたり焼いたりすると破裂するので、包丁 の刃先で穴を開けるか斜めに切り込みを入れて加熱します。
また、香りや緑色を損なわないように「強火でさっと」が料理のコツです。
あったかふるさと汁
とても、具だくさんなお汁でまさに『食べるお汁』です。
また、片栗粉でとろみをつけているので冷めにくく、しょうが汁で体がポカポカと暖まります。
- 材料
しいたけ 4枚
大根 60グラム
はくさい 60グラム
さといも 4個
人参 40グラム
ごぼう 40グラム
青ねぎ 10グラム
厚揚げ 40グラム
鶏もも肉 80グラム
しょうが汁 大さじ1
だし汁 3カップ
水溶き片栗粉(片栗粉、水各大さじ1)
A
酒 大さじ1
薄口しょうゆ 大さじ1
塩 小さじ2分の1
- 作り方
- 下準備
さといもは皮をむいて1センチメートル角くらいに切る。
厚揚げは1センチメートル角切り。
青ネギは小口切り。
大根・人参はいちょう切り。
ごぼうは細いささがきにして酢水につけておく。
椎茸、はくさいは千切り(はくさいは、椎茸の長さに合わせる)。
鶏もも肉は脂身をとって一口大に切る。 - 鍋に、里芋と大根、人参、ごぼう、鶏もも肉とひたひたのだし汁を入れて材料がやわらかくなるまで中火で煮る。(あくが出てきたらとる)
- 残りのだし汁も入れてAで調味をし、しいたけ、はくさい、厚揚げを入れてひと煮立ちさせる。材料に火が通ったようなら、しょうが汁を入れて、水溶き片栗粉を回し入れ最後にネギを散らす。