伊都地方人権尊重連絡協議会

伊都地方人権尊重連絡協議会

・伊都地方人権尊重連絡協議会では毎年、企業への人権研修を目的として、平成17年より「企業研修」として人権研修を行ってきました。
その後、企業研修として続けるだけでなく一般の方への啓発を広げるために、 「こころの研修」 と名称を変え一般参加も対象とした開催形態となりました。

令和3年度「こころの研修」オンライン講演会について 

令和3年度「こころの研修」については、 コロナ禍での開催となり、オンラインによる講演会となりました。

1.テーマ「同和問題」 講師 三木 幸美(とよなか国際交流協会)

2.視聴方法 令和3年10月1日~10月31日間において、youtube上に公開しました。 

令和2年度「こころの研修」オンライン講演会について

令和2年度「こころの研修」講演会については、 下記のとおり開催しました。

1.テーマ「ハラスメント」  講師 芝本 正明(大阪企業人権協議会 企業人権協サポートセンター長)

2.視聴方法 令和3年2月15日~3月19日の期間に、youtube上に公開しました。

 令和元年度「こころの研修」講演会について

令和元年度「こころの研修」講演会については、 下記のとおり開催しました。

1.テーマ  「介護を通して見えるもの」 ~超高齢化社会を共に生きるために~

2.講  師   新野 佳世子(和歌山県社会福祉士会 副会長) 

3.日時等 令和元年7月26日(金) 午後2時から午後4時まで かつらぎ総合文化会館(あじさいホール)1F AVホール

平成30年度「こころの研修」講演会について

平成30年度「こころの研修」講演会については、 下記のとおり開催しました。

(シンポジウム形式にて開催)

(第一部)基調講演
        「合理的配慮って何?」 ~私たちは何をすれば良いのか~
  講 師 堀江 佳史さん(弁護士 紀北はしもと法律事務所)

(第二部)シンポジウム
        「社会の一員として」 ~合理的配慮と自立支援~

パネリスト
青木 淳子 さん(社会福祉法人 和福祉会 施設長)
元 社会福祉法人和福祉会の当事者とその家族
西 芳男 さん(ウインナック株式会社 代表取締役)
  コーディネーター
河合 馨 さん(社会福祉法人紀之川寮 悠久の杜 施設管理者)

日時等 平成31年1月17日(木)午後2時~午後4時30分 かつらぎ総合文化会館(あじさいホール)AVホール

伊都地方人権尊重連絡協議会とは

すべての人が差別されることなく、すべての人の「基本的人権」が尊重される「伊都地方」をつくるために、伊都振興局及び橋本市、かつらぎ町、九度山町、高野町の人権担当課室で構成する組織です。

伊都地方の関係機関が連絡を密にして人権施策を積極的に推進し、すべての 人が安心して生活のできる心豊かな社会を実現することを目的としています。そのため、伊都地方人権尊重連絡協議会 では、伊都振興局、橋本市、かつらぎ町、九度山町、高野町が一緒になって、様々な取組をしています。

伊都地方人権尊重連絡協議会からの提案です。

みんなで広めよう「人権尊重」の心
「人権尊重」の心を広めるための6つのポイントです。

  1. 点検と気づき。
    日常生活の中で、知らず知らずのうちに誰かの人権を侵害してしまっていることがあります。人権を侵害している側は、相手の人権について全く気づいていなかったり、そのことが相手にとって深刻な問題であるという認識に欠けていたりします。まず人権に対する「点検と気づき」が人権尊重の第一歩です。
  2. 偏見や古い因習を取り除く。 
    人権侵害につながる言動や行動の背景には、偏見や誤った知識、迷信、根拠のない因習などに基づくものが多く見受けられます。科学的な見方や合理的な考え方をすることにより、私たちの心の中にひそむ偏見や誤った考え方、根拠のない因習を取り除くことが、人権尊重の第一歩です。
  3. 多様性を認め合う。
    普段の生活の中では、お互いが同質の者同士であると、行動したり、考えたりする傾向があります。そして、同じ行動をしない者、同じ考えをしない者を避けようとする傾向があります。このような傾向は、自分と同質でない者をよそ者として排除し、認めないという人権侵害につながることがあります。社会は自分と同質の者ばかりで構成されているわけではありません。様々な違いを認め合い、その違いをお互いに尊重しあうことが、人権尊重の第一歩です。
  4. 痛みを共感する。
    私たちの身のまわりには様々な人権侵害があります。人権侵害のあらわれ方はそれぞれ異なりますが、人権侵害される痛みは共通であり、またお互いにかかわり合って存在しています。私たちは誰でも、自分の経験する辛さや痛みを通して、他の異なる痛みを共感することができます。私たちのまわりにある様々な人権侵害の痛みを共感することが、人権尊重の第一歩です。
  5. 共生の心を持つ。
    人は、社会の中で一人だけで生きているのではなく、お互いに支え合って生きています。普段自分の人権が守られているのは、自分以外の人の努力によるということを私たちは忘れがちです。自分中心で相手の人権を顧みないようでは、真に人権が尊重される社会をつくることはできません。自分の人権を守るということは、すべての人のあらゆる人権を守っていくことでもあるのです。人権について考えるとき、常に自分の人権と他人の人権が相互に関連しているものであることを認識することが、人権尊重の第一歩です。
  6. 自尊感情を高める。
    自尊感情とは自分自身に肯定的な感情を持つこと,自分を価値ある存在だと思う気持ちです。「自分の価値を認め、自分が好きだと思い、自分を大切にすること」といった感情は、自分自身の生きる力となり心の安らぎにつながるといわれています。自尊感情の高い人は自己と同時に他者を肯定的にとらえることができるので,豊かな人間関係をつくることができます。また,異なった価値観をもつ相手に対しても寛大に受け入れ,受容的な態度がとれます。このことは人権を基盤とした人間関係の形成に重要であると考えられます。自尊感情を高めることが、人権尊重の第一歩です。

(財団法人)和歌山県人権啓発センターホームページへ(外部リンク)

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