個人情報保護に関する基本方針

当センターは、患者さんに最良の医療を提供できるよう日々努力を重ねています。患者さんの個人情報につきましても適切に保護し、管理することが非常に重要であると考えます。
優れた精神医療、臨床教育・研究を担う和歌山県内の中核病院として、広く県民の皆様に安心、安全な精神医療を提供するため万全を期すとともに、個人情報保護の趣旨に則って適正な取り扱いに努めます。
個人情報の具体的取り扱い方法については、「和歌山県個人情報保護条例」、「和歌山県個人情報保護条例施行規則」、「和歌山県個人情報保護事務取扱要綱」等の規定を遵守するとともに、「個人情報の保護に関する法律」の施行にあたり厚生労働省において策定された「医療・介護関係事業者における個人情報の適切な取り扱いのためのガイドライン」を尊重し、以下のとおり取り扱うこととします。

1 個人情報の収集について

診療及び病院の運営管理に必要な範囲においてのみ、患者さんの個人情報を収集します。

2 個人情報の利用及び提供について

患者さんの個人情報は、以下の場合を除き、別に掲げる利用目的の範囲を超えて使用しません。

患者さんのご了解を得た場合
個人を識別あるいは特定できない状態に加工して利用する場合
法令等の規定による場合
人の生命、身体又は財産の保護のため、緊急かつやむを得ない場合

3 個人情報の適正管理について

患者さんの個人情報を正確かつ最新の状態に保ち、漏えい、紛失、破壊、改ざんを防止します。

4 個人情報の確認について

患者さんの個人情報について、患者様本人が開示を求められた場合には、遅滞なく内容を確認し、「和歌山県情報公開条例」、「和歌山県個人情報保護条例」、「和歌山県個人情報保護条例施行規則」、「和歌山県個人情報保護事務取扱要綱」等の規定に従って対応します。また、内容の訂正についても調査し対応します。ただし、患者さんへの治療に支障をきたすと判断した場合は、開示しないことがあります。
上記の基本方針に関するお問い合わせは事務局までお願いします。
令和元年7月

和歌山県立こころの医療センター院長

患者さんの個人情報の利用目的

当センターにおける患者さんの個人情報の利用目的は次のとおりです。

院内での利用

患者さんへの医療サービスの提供
病院の管理運営業務
医療保険事務、入退院等の病棟管理、会計・経理、医療事故の報告、患者様への医療サービスの向上、院内医療実習への協力、医療の質の向上を目的とした院内症例研究、医療サービスや業務の維持改善のための基礎資料、その他患者さんにかかる管理運営業務

院外への情報提供

患者さんへの医療サービスの提供
他の病院・診療所・薬局・精神障害者社会復帰施設・居宅生活支援事業所等との連携、他の医療機関等からの照会への回答、患者さんの診療のために外部の医師等の意見・助言を求める場合、検体検査業務等の業務委託、ご家族等への病状説明
医療保険事務に関する利用
保険事務の委託、審査支払機関へのレセプトの提供、審査支払機関または保険者からの照会への回答、その他患者さんにかかる医療保険事務に関する利用
事業者等から委託を受けた健康診断に係る、事業者等へのその結果通知
病院賠償責任保険等に係る、医療に関する専門の団体や保険会社等への相談または届出等
外部監査機関への情報提供
上記のうち、他の医療機関等への情報提供について同意しがたい事項がある場合は、個人情報の利用に際しあらかじめ同意を得るように当センターに求めることができます。この意思表示がない場合は上記の使用について同意頂けたものとします。この意思表示は患者さんからのお申し出によりいつでも変更することができます。

お申し出窓口「事務局」
令和元年7月18日

和歌山県立こころの医療センター院長