看護師の特定行為研修制度について
特定行為とは
特定行為は、診療の補助であって、看護師が行う医療行為のうち、手順書により行う場合には、実践的な理解力、思考力および判断力、高度かつ専門的な知識・技能が特に必要とされるものとして定められた38の行為のことです。
このような専門的な知識が必要とされる特定行為(診療の補助)を、研修を受けた看護師が医師の指示を受けて安全に行っています。
研修制度について
団塊の世代が75歳以上となる2025年に向け、今後の医療を支えるために保健師助産師看護師法が一部改正されました。平成27年10月1日から、手順書により特定行為を行う看護師に対し、「特定行為研修」の受講が義務付けられました。
特定行為研修制度は、医師・歯科医師があらかじめ作成した手順書によって、適時特定行為を行うことができる看護師を計画的に養成し、今後の急性期医療から在宅医療を支えていくことを目的としています。
研修を実施する機関
特定行為研修は厚生労働大臣が指定する研修機関で行います。
一覧は厚生労働省のウェブサイトをご覧ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000087753.html
特定行為研修の受講支援制度について
和歌山県では和歌山県立医科大学が実施する特定行為研修の受講に必要な経費を支援するため、地域医療介護総合確保基金を活用した補助事業を行っております。
和歌山県特定行為研修受講支援事業補助金交付要綱(PDF形式 85キロバイト)(令和3年3月15日現在)
<留意事項>
・国の動向や、県予算の関係上、補助事業の廃止や補助基準・金額を変更する場合があります。
・補助事業の申請のためには、あらかじめ和歌山県立医科大学における特定行為研修の受講者として決定する必要があります。
研修のお申込みは、和歌山県立医科大学看護キャリア開発センターのウェブサイトをご覧ください。
https://www.wakayama-med.ac.jp/med/ncc/tokutei/index.html
厚生労働省の制度案内
国が実施する事業については、厚生労働省のウェブサイトをご覧ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000077077.html
ポスター及びリーフレットについて
「特定行為に係る看護師の研修制度」(国民の皆さま向けポスター)(PDF形式 1,092キロバイト)
リーフレット・「これからの医療を支える看護師の特定行為研修制度のご案内」(医療関係者の皆さまへ)(PDF形式 1,118キロバイト)
リーフレット・これからの医療を支える「看護師の特定行為研修」(訪問看護ステーション・介護施設の皆さまへ)(PDF形式 1,025キロバイト)
リーフレット・未来の医療を支える「特定行為研修」(施設管理者・看護管理者の皆さまへ)(PDF形式 749キロバイト)