和歌山県の死因統計 市町村別標準化死亡比(2013-2017)
市町村別標準化死亡比の算出について
- 目的
疾病対策に関する行政施策の立案を支援するために、死因をデータベース化し、さらに解析することによって、疾病の実態を明らかにすることを目的に作成しました。 - 対象疾病
三大死因である悪性新生物(胃、大腸(結腸と直腸)、肝、膵、肺、乳、子宮、前立腺)、心疾患(急性心筋梗塞、その他の虚血性心疾患、心不全)、脳血管疾患(くも膜下出血、脳内出血、脳梗塞)及びその他の死因で死因割合の比較的多い糖尿病、高血圧性疾患、肺炎、慢性閉塞性肺疾患、肝疾患、腎不全、老衰、不慮の事故(交通事故)、自殺を対象としました。 - 指標
死因状況の解析に、以下の指標を用いました。
標準化死亡比(SMR):市町村単位で比較する場合、人口の少ない市町村があり、わずかな死亡数の増減によりSMRは大きく変動します。そのため、安定した地域間比較ができるように、5年間の合計を用い、さらに人口の調整を行ったSMRの経験的ベイズ推定量(EBSMR)を指標としました。EBSMRの計算には、国立保健医療科学院のホームページで公開されているEmpirical Bayes estimator for Poisson-gamma modelを用いました。基準死亡率は人口動態統計より毎年の全国死亡率を用い、人口は国勢調査人口を用いました。
市町村別標準化死亡比(2013-2017年)
市町村別標準化死亡比の状況