麻しん(はしか)について
麻しん(はしか)について
麻しんウイルスによって引き起こされる急性の全身感染症で、その感染力は非常に強く、免疫を持っていない人が感染すると、ほぼ100%発症し、一度感染すると一生免疫が持続すると言われています。
感染経路は空気感染、飛まつ感染、接触感染で、ヒトからヒトへ感染し、周囲への感染可能期間は、発症日の1日前から解熱後3日間を経過するまでの期間で、発症前から感染力があります。
麻しん(はしか)患者の発生状況について
2026年の麻しん(はしか)の累積報告数は全国362人、和歌山県0人となっています(令和8年4月22日現在)
麻しん(はしか)患者の届出があった場合には保健所が調査を行い、接触者には発症の可能性のある期間は健康状況の調査を行います。
※ 全国の発生状況
国立健康危機管理研究機構感染症情報サイト「麻疹 発生動向調査 」(外部サイトを別ウインドウで開きます)(外部リンク)
麻しん(はしか)の主な症状
感染すると約10日後に発熱や咳、鼻水、目の充血といった風邪のような症状が現れ、2~3日熱が続いた後、39度以上の高熱と発しんが出現します。
肺炎、中耳炎を合併しやすく、1,000人に1人程度の割合で脳炎が発症します。死亡する割合も、先進国であっても1,000人に1人と言われています。
麻しん(はしか) 予防方法
手洗いやマスクだけでは、麻しんを予防することはできません。
最も有効な予防法は、麻しん含有ワクチンの接種です。
ワクチンを接種することで、95%程度の人が麻しんウイルスに対する免疫を獲得することができ、2回の接種を受けることでより強い免疫にするとともに、1回の接種では抗体が充分に産生されなかった方の多くにも免疫をつけることができます。2回接種によって、体に免疫の備えができていると、ウイルスを早期に抑えこむことで、発症を防いだり(発症予防)、麻しんにかかったとしても症状が軽く、発熱等の症状の強さ、肺炎や脳炎といった重い合併症のリスクを下げたり(重症化予防)することが知られています。
さらに、周囲の方へ感染を広げてしまうリスクも下げることができます。
このような理由から、ワクチンを確実に2回接種することが非常に重要です。
協力していただきたいこと
・麻しんが1例でも保健所に報告された場合には、調査を行いますのでご協力をお願いします。
・麻しんを疑う症状がある場合は、外出を控えるとともに、受診する場合には、事前に医療機関に連絡の上、医療機関の指示に従っ ていただくようお願いします。
・感染拡大防止のため、受診の際には、公共交通機関の利用を可能な限り避けることについて、ご協力をお願いします。
「麻しん」を診断した医師は、直ちに届出をお願いします
麻しんは、感染症法に基づく全数把握対象疾患です。麻しんと診断したすべての医師は、直ちに医療機関所在地の保健所に届出が必要です。
参考
その他、麻しん(はしか)に係る詳しい情報については以下をご覧ください。
厚生労働省ホームページ(外部リンク)





