• 障害のある人の自立と社会参加を進めるため、障害のある人の安全に配慮した生活環境づくりに取り組みます。
• 障害のある人が地域で安全に生活できるよう、「和歌山県福祉のまちづくり条例」に基づき、歩道、建物、公共交通機関等のバリアフリー化に取り組みます。

（1）住宅・建築物のバリアフリー化の推進

• バリアフリーが施されていない建築物については、改築や改修にあわせてバリアフリー化を働きかけます。既存の民間施設のバリアフリー化を支援するために、アドバイザー（建築士）を派遣し、バリアフリー改修時の技術的なポイントについてアドバイスします。
• 県営住宅のバリアフリー化を進めます。また、入居者募集の際、障害のある人等に優先枠を設け、入居機会の拡充を図ります。

（2）公共交通機関、歩行空間等のバリアフリー化の推進

①公共交通機関のバリアフリー化の推進

• 障害のある人をはじめ、県民誰もが利用しやすいよう鉄道駅のバリアフリー化整備やノンステップバスの導入等を推進します。

②安全な交通の確保

• 歩行空間のバリアフリー化を推進するため、バリアフリー型信号機及び横断歩道上のエスコートゾーンの新設及び更新を実施します。
• 通行の安全を確保するために、歩道上の段差解消、点字ブロックの設置、無電柱化等を推進します。

生活環境における数値目標

項目	2022年度	2026年度	2029年度
	(令和4年度)	(令和8年度)	(令和11年度)
県営住宅のバリアフリー化整備	31%	32%	33%
バリアフリー型信号機の設置 （新規設置と既設改良を含めた合計）	73交差点	113交差点	143交差点
横断歩道上のエスコートゾーンの設置（新規設置と既設改良を含めた合計）	47交差点	67交差点	82交差点