第3章第2項6
6.住みやすい生活環境づくりの推進
- 障害のある人の自立と社会参加を進めるため、障害のある人の安全に配慮した生活環境づくりが大切です。
- 障害のある人が地域で安全に生活できるよう、「和歌山県福祉のまちづくり条例」に基づき、歩道、建物、公共交通機関等のバリアフリー化に取り組みます。
(1)住宅・建築物等のバリアフリー化の推進
- バリアフリーが施されていない建築物については、改築や改修にあわせてバリアフリー化を働きかけます。既存の民間施設のバリアフリー化を支援するために、アドバイザー(建築士)を 派遣し、バリアフリー改修時の技術的なポイントについてアドバイスします。
- 県営住宅のバリアフリー化を進めます。また、入居者募集の際、障害のある人等 に優先枠を設け、入居機会の拡充を図ります。
(2)公共交通機関、歩行空間等のバリアフリー化の推進
①公共交通機関等のバリアフリー化の推進
- 障害のある人をはじめ、県民誰もが利用しやすいよう鉄道駅のバリアフリー化整備やノンステップバスの導入を推進します。
②安全な交通の確保
- 歩行空間のバリアフリー化を推進するため、バリアフリー型信号機及び横断歩道 上のエスコートゾーンの新設及び更新を実施します。
- 通行の安全を確保するために、歩道上の段差解消、点字ブロックの設置、無電柱化等を推進します。
2016年度 | 2020年度 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
県営住宅のバリアフリー化整備(※) | 28% | 30% |
※「和歌山県地域住宅整備計画」による
2020年度 | 2023年度 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
バリアフリー型信号機の設置(新規設置と既設改良を含めた合計) | 30交差点 | 30交差点 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
横断歩道上のエスコートゾーンの設置(新規設置と既設改良を含めた合計) | 12交差点 | 12交差点 |
※2020年度の目標数値は、2018年度から2020年度の3年間の目標数値です。
※2023年度の目標数値は、2021年度から2023年度の3年間の目標数値です。