認知症予防
認知症の予防について
認知機能の低下は、個人差はあるものの、徐々に進行する特徴があります。
より早い段階(軽度認知障害)で気づき、健康に気をつけた取組を行うことで、認知症への移行を防いだり、進行を遅らせたりする可能性があります。
※軽度認知障害(MCI:Mild Cognitive Impairment) とは
正常と認知症の中間にある状態で、日常生活への影響はほとんどありません。本人のもの忘れが多いといった自覚や家族によって気づかれるという特徴があります。
認知症予防のポイント
- バランスのとれた食事
・野菜、肉、魚など多品目をバランスよく食べる
・塩分の取りすぎに注意
- 適度な運動
・ウォーキングなどの有酸素運動が効果的
・短くても毎日決まった時間に行い習慣化
- 充分な睡眠
・適度な睡眠は体だけでなく、脳の休養にも大切
・1日30分程度の昼寝も効果的
- 積極的な社会参加
・人との会話や体を動かし頭を使う機会が増えると、脳の活性化につながる
認知症予防のための居場所づくり
認知症予防のためには、趣味等を活かした知的活動や、積極的な社会参加が大切です。
県では、軽度認知障害の状態にある高齢者に対し、創作活動等を通じて認知症の予防を図るための居場所づくりを支援しています。