和歌山県立仙渓学園(児童自立支援施設)
施設の紹介
あらまし
仙渓学園は児童福祉法に基づいた和歌山県立の児童福祉施設です。
様々な事情で家庭や学校あるいは地域の環境になじめない児童、また、問題行動のある児童等を受け入れ、職員と起居を共にしながら恵まれた自然環境の中で、生活・学習・スポーツ・作業活動を通して心身を健やかに育て、健全な社会の一員として自立できるように支援する施設です。
概要
- 敷地面積
50,623.10平方メートル(内建物2,867.76平方メートル、運動場3,846.26平方メートル、畑及び山林) - 入所定員
50名(男子30名、女子20名)
- 施設
中舎交替寮(男子1寮、女子1寮)
食堂(厨房含む)
本館・教室棟
体育館
プール及び体育倉庫 - 組織
園長
次長
総務課
生活指導課
自立支援課
沿革
- 1904(明治37)年
和歌山出身、森氏が和歌山市小松原通四丁目に「私立和歌山感化保護院」を設立する。 - 1909(明治42)年3月
名称を「県立仙渓学園」と改称する。 - 1909(明治42)年4月
本県に感化法が施行される。 - 1913(大正2)年12月
和歌山市塩屋南ノ坪に園舎を移転する。 - 1933(昭和8)年5月
感化法廃止され、少年教護法が公布される。 - 1935(昭和10)年5月
少年鑑別所を併設する。 - 1940(昭和15)年6月
本館火災により焼失する。 - 1941(昭和16)年3月
本館復旧工事を竣工する。 - 1947(昭和22)年12月
児童福祉法が公布される。 - 1948(昭和23)年1月
児童福祉法公布により教護院となる。 - 1968(昭和43)年1月
那賀郡打田町東三谷900番地で新築工事起工式を行う。 - 1969(昭和44)年3月
新園舎に移転する。 - 1998(平成10)年4月
児童福祉法改正により児童自立支援施設となる。 - 2000(平成12)年4月
「打田町立打田中学校仙渓分校」「打田町立池田小学校分教室」による学校教育を導入する。 - 2000(平成12)年12月
新寮舎へ移寮する。(男子1寮、女子1寮) - 2005(平成17)年11月
市町村合併により住所が紀の川市東三谷900番地となる。 - 2015(平成27)年2月
新しい本館・教室棟、体育館が完成する。