野鳥における高病原性鳥インフルエンザ
監視体制
環境省「野鳥における高病原性鳥インフルエンザに係る対応技術マニュアル(外部リンク)」に基づき、以下の調査から野鳥のウイルス保有状況の把握に努めています。
●死亡野鳥等調査
環境省が示した対応レベルに応じて、野鳥が同一場所で一定数以上死亡している場合には死亡野鳥を検査しています。
ただし、事故死など鳥インフルエンザ以外の死因が明らかな場合や、死後日数が経過し腐敗している場合には検査は行いません。
死亡野鳥等調査
【現在の対応レベル】
レベル | 発生状況 | 更新日 |
---|---|---|
3 | 国内複数箇所発生時 | 令和6年10月15日に引き上げ(2→3) |
※環境省「野鳥における高病原性鳥インフルエンザに係る対応技術マニュアル」より抜粋
※渡り鳥の飛来初期に高病原性鳥インフルエンザウイルスを早期に発見する観点で、9月~10月は早期警戒期間として、死亡野鳥等調査を強化しています。
【過去の発生状況】
令和2年(2020年)シーズンの野鳥における鳥インフルエンザ発生状況
野鳥との接し方について
- 野鳥は自然の中で生息している生き物であり、様々なウイルスや病原菌を持っています。
- また、餌が採れなかったり、寒さや環境の変化に耐えられなかったりした場合など、様々な原因で死亡したり、具合が悪くなったりします。
- 野鳥の糞等に触れてしまった場合であっても、手洗いとうがいをしていただければ、過度に心配する必要はありません。
- 野鳥の糞が靴の裏や車両に付着することにより、鳥インフルエンザウイルス等が他の地域へ運ばれるおそれがありますので、糞を踏まないよう注意して、必要に応じて消毒を行ってください。
- 鳥インフルエンザウイルスは、野鳥観察など通常の接し方では野鳥から人間に感染しないと考えられています。正しい情報に基づいた冷静な行動をお願いします。
死亡した野鳥を見つけたら
- 野鳥は様々な原因で死亡しますので、野鳥が死んでいても、直ちに鳥インフルエンザを疑う必要はありません。
- 死亡した野鳥には、鳥インフルエンザ以外にも様々な細菌や寄生虫、ダニなどがあるおそれがありますので、素手で触らないよう注意してビニール袋に入れ、きちんと封をして「一般ごみ」として処分してください。
- もし同じ場所でたくさんの野鳥が死亡していたら、お近くの振興局にご連絡ください。
振興局等名称 |
窓口 |
所在地 |
電話番号 |
---|---|---|---|
海草振興局 |
衛生環境課 |
海南市大野中939 |
073-483-8825 |
那賀振興局 |
衛生環境課 |
岩出市高塚209 |
0736-61-0048 |
伊都振興局 |
衛生環境課 |
橋本市高野口町名古曽927 |
0736-42-5443 |
有田振興局 |
衛生環境課 |
有田郡湯浅町湯浅2355-1 |
0737-64-1293 |
日高振興局 |
衛生環境課 |
御坊市湯川町財部859-2 |
0738-24-3617 |
西牟婁振興局 |
衛生環境課 |
田辺市朝日ヶ丘23-1 |
0739-26-7934 |
東牟婁振興局 |
衛生環境課 |
新宮市緑ケ丘2-4-8 |
0735-21-9631 |
東牟婁振興局 健康福祉部 串本支所 |
保健環境課 |
東牟婁郡串本町西向193 |
0735-72-0525 |
関連リンク
- 高病原性鳥インフルエンザに関する情報(環境省) (外部リンク)
- 鳥インフルエンザに関する情報(農林水産省) (外部リンク)
- 鳥インフルエンザについて(厚生労働省) (外部リンク)
- 鳥インフルエンザ(国立感染症研究所 感染症情報センター) (外部リンク)
- 野鳥と高病原性鳥インフルエンザ(公益財団法人 日本野鳥の会) (外部リンク)