自然環境等にやさしい工事推進体制の整備
概要
自然公園や自然環境保全地域、鳥獣保護区などは法令により一定の行為が規制されていますが、法令により規制されていない区域にも貴重な生態系が存在しています。
このため、工事開発の情報を事前に把握し、工事箇所が貴重な生態系など、保全すべき区域に該当しないかを確認し、該当する場合は必要に応じて、生態系へ過度の負担がかからないよう、関係者で工事方法等について検討する体制整備を進めています。
取組内容
◯各種法規制や貴重な生態系等、保全すべき地域の地図情報(自然公園、重要湿地、天然記念物、史跡・名勝、世界遺産、保安林、ジオサイト 等)を一元化(県地理情報システム)します。
◯工事開発情報を収集し、県地理情報システムにより保全すべき地域での工事開発であるかを事前に確認します。
◯貴重な生態系での工事開発に該当する場合、必要に応じて関係者で協議を行い、自然環境へ過度な負担がかからないよう、工事方法等について検討します。
対象工事
◯土地の改変や立木の伐採を伴うもの
<対象外>
◯道路舗装工事及び維持管理・修繕工事
(仮設で土地の改変や立木の伐採を行う場合は対象)
◯緊急を要する災害復旧工事
工事関係者の方々へのお願い
◯平素より自然環境に配慮した工事に取り組んでいただいておりますが、本県の豊かな自然の更なる保全を図るため、工事に係る計画段階での情報提供など、御協力をお願いします。
下記の様式(工事開発情報の記入様式)により、和歌山県環境生活部環境政策局環境生活総務課自然環境室のメールアドレス e0320004@pref.wakayama.lg.jp へメールで御連絡ください。