金剛生駒紀泉国定公園

概要

大阪府と奈良県の府県境にまたがる生駒、金剛の両山地と、それと直角に、東西に大阪府と和歌山県の府県境に延びる、和泉葛城山系の一帯に広がる国定公園です。

和泉葛城山系は、南北を大阪平野と和歌山平野に挟まれているため、稜線からの展望が優れています。特に和泉葛城山山頂には展望台も整備されており、北は関西国際空港や淡路島はもちろん、遠くは六甲の山々、南は山裾を流れる紀の川を隔てて、高野山の山々が見渡せます。
また、和泉葛城山の山頂北側斜面には、ブナ林の自然林が残されており、国の天然記念物にも指定されています。
和泉葛城山系一帯には、行者杉、環境省音風景100選にも選ばれている杉尾不動山、三重の滝など、奈良時代に修験道の開祖である役行者が開いたといわれる行場が多く点在しており、堀越癪観音、若宮八幡宮などの由緒ある神社仏閣も多く残されています。

和泉葛城山のブナ林の写真
和泉葛城山のブナ林

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