第22回わかやま環境賞
第22回(令和5年度)わかやま環境賞では、県内において環境保全活動に優れた功績のあった6団体を表彰しました。
令和5年6月5日(月曜日)に和歌山県庁の正庁(せいちょう)で表彰式を開催し、岸本知事から受賞者の皆様に表彰状と盾を授与しました。
受賞者一覧
賞位 | 個人名・団体名 | 市町村 | 活動名称 | 功績概要 |
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わかやま 環境大賞 |
株式会社大瀧商店 (かぶしきがいしゃ おおたきしょうてん) |
紀の川市 | 廃棄物を利用した製鋼副資材の開発・製造 | コークスの使用を減らすため、廃棄物を利用した製鋼副資材を開発し、環境保全に取り組んでいる。 |
わかやま 環境賞 |
ぶどう山椒の発祥地を未来へつなぐプロジェクト (ぶどうさんしょうのはっしょうちを みらいへつなぐぷろじぇくと ) |
有田川町 |
廃棄物活用でぶどう山椒の発祥地を持続可能な未来へ |
ぶどう山椒の未使用資源を使った商品開発を行い、廃棄物の減量に努めている。 |
近畿大学附属和歌山中学校 (きんきだいがく ふぞくわかやまちゅうがっこう) |
和歌山市 |
ふるさとチャレンジ |
海洋プラスチックごみ調査や企業と連携したリサイクル製品を開発する等、環境保全の啓発に取り組んでいる。 |
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畠島海岸生物群集一世紀間調査グループ (はたけじまかいがんせいぶつぐんしゅう いっせいきかんちょうさぐるーぷ) |
白浜町 | 畠島海岸生物群集一世紀間調査 | 50年にわたり、海洋生物群集モニタリング調査を続け、生物の保全活動に取り組んでいる。 | |
株式会社ソマノベース (かぶしきがいしゃ そまのべーす) |
田辺市 | 土砂災害による人的被害ゼロへ。 若者や業界外からの視点を活かした、森林関係人口の創出事業。 |
土砂災害による人的被害をなくすため、誰もが森林保全に参加できる活動を実施している。 | |
特別賞 (感謝状) |
北山村立北山小学校3年生 (きたやまそんりつ きたやましょうがっこう さんねんせい) |
北山村 | アサギマダラプロジェクト | アサギマダラの渡りを助けるために調べ学習や観察をし、生物の保全活動を行っている。 |
なお、今回、惜しくも受賞には至らなかった方々の活動についても、受賞に匹敵するようなものばかりでしたので、今後とも環境保全の取組を継続していただくとともに、本県の環境保全にご協力をお願いします。
和歌山県環境表彰選考委員会
令和5年4月17日(月)に受賞候補者を選定する和歌山県環境表彰選考委員会を開催しました。
役職 | 氏名 | 出身団体・役職 |
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委員長 |
中島 敦司 (なかしま あつし) |
和歌山県地球温暖化防止活動推進センター センター長(NPO法人わかやま環境ネットワーク 代表理事) 和歌山大学システム工学部教授 |
副委員長 |
中村 志芳 (なかむら もとよし) |
和歌山県立粉河高等学校 教員 |
委員 |
芝﨑 浩子 (しばさき ひろこ) |
和歌山県自然公園指導員 |
松田 美代子 (まつだ みよこ) |
一般社団法人和歌山県産業資源循環協会 会長 |