第20回わかやま環境賞
第20回(令和3年度)わかやま環境賞では、県内において環境保全活動に優れた功績のあった5団体を表彰しました。
令和3年10月22日(金曜日)に和歌山県庁の正庁(せいちょう)で表彰式を開催し、仁坂知事から受賞者の皆様に表彰状と盾を授与しました。
受賞者一覧
賞位 | 個人名・団体名 | 市町村 | 活動名称 | 功績概要 |
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わかやま 環境大賞 |
中岡 浩 (なかおか ひろし) |
有田川町 | 環境と経済を両立した二川小水力発電所プロジェクト | 二川ダムの維持放流水を活用した小水力発電所の設置に取り組み、発電所の運営で得られる利益を住民向けの太陽光発電設備導入補助金やコンポスト容器の無償貸与制度の原資等、町に還元する仕組みを築いた。 |
わかやま 環境賞 |
ダイビング紀南 (だいびんぐきなん) |
日高川町 |
ダイビングを通じた河川、海洋の自然の探索。環境保全のための海底清掃や環境調査。 |
天神崎の自然を守るため、30年にわたり、海底清掃を実施するとともに、オニヒトデの駆除、アオサやサンゴの生態調査等に取り組んでいる。 |
那賀ライオンズクラブ (ながらいおんずくらぶ) |
紀の川市 |
那賀・橋本・岩出・和歌山くろしおライオンズクラブ合同ラブリバー大作戦 紀の川河川敷清掃活動 |
57年にわたり、紀の川河川敷やカーブミラー等、地域の清掃活動を続け、まちの美化に取り組んでいる。 |
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田辺市立上山路小学校 (たなべしりつかみさんじしょうがっこう) |
田辺市 | 紙漉き体験による森林環境学習 | 地域の伝統文化である「山路紙(さんじがみ)」の原料採取から紙を漉くまでの一連の作業体験を通じ、29年にわたり環境学習に取り組んでいる。 | |
特別賞 (感謝状) |
株式会社坂口製作所 (かぶしきがいしゃさかぐちせいさくしょ) |
有田川町 | 和歌山工場での事業活動における環境保全活動 | 軽金属溶接構造物の製造過程で出る余剰材等を工場の門扉やパーテーションに活用する等、廃棄物の削減に積極的に取り組んでいる。 |
なお、今回、惜しくも受賞には至らなかった方々の活動についても、受賞に匹敵するようなものばかりでしたので、今後とも環境保全の取組を継続していただくとともに、本県の環境保全にご協力をお願いします。
和歌山県環境表彰選考委員会
令和3年4月12日(月)に受賞候補者を選定する和歌山県環境表彰選考委員会を開催しました。
役職 | 氏名 | 出身団体・役職 |
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委員長 |
大浦 由美 (おおうら ゆみ) |
和歌山大学観光学部教授 |
副委員長 |
村岡 宏起 (むらおか ひろき) |
和歌山県高等学校理科研究会会長(和歌山県立日高高等学校校長) |
委員 |
中島 敦司 (なかしま あつし) |
和歌山県地球温暖化防止活動推進センター センター長(NPO法人わかやま環境ネットワーク 代表理事) 和歌山大学システム工学部教授 |
芝崎 浩子 (しばさき ひろこ) |
和歌山県自然公園指導員 |