第47回和歌山県食の安全県民会議

開催日時・場所

日時:令和3年8月10日火曜日午後2時から午後4時

場所:Web会議による開催

議事

  1. 令和2年度和歌山県食品衛生監視指導計画実施結果 について
  2. 令和2年度アクションプランの実施結果について
  3. 県民会議アンケート について

委員意見(概要)

令和2年度和歌山県食品衛生監視指導計画実施結果 について

  • 委員
    6ページ表2の食品等の検査結果の総数が 、 令和元年 、 平成30年と減っている傾向にある 。 検体数や検査項目数は令和元年度から減っているのか 。


  • 令和2年度は、令和元年度と比べて、検体数で148 、項目数で 1,068 減少している。

  •  委員
    3ページの水産部局が実施した貝毒検査について、検査の時期や検体数はどのようになっているか。
    今朝HP を確認すると、 今年の7月31日の0時から8月 1 日の24時までの間食中毒注意報が発令中ですとなってい た 。すでにその期間を過ぎているが、 HP の更新はどのようなっているのか。


  • 貝毒の検査は年間52回実施しており、時期は通年で検査場所を変えて実施している。
    食中毒注意報については、HP を 至急更新する 。 食中毒注意報を発令した際は HPに掲載しているが 、 期間を過ぎたものについては消去するという形で対応させていただく。

令和2年度アクションプランの実施結果について

  • 委員
    12ページの説明の中で、②講習会の開催回数というのがある。これは、毎年度4回の開催ということだったかと思う。毎年度4回開催するのであれば、 令和2年度の目標値のところに4回と入れておくべきではないか。
    5ページの⑧、⑨も 同様のことがいえると思う。⑧の 水産医薬品の指導した割合というのが令和4年度 100 %となっているが 、3年度の取り組み予定のところに今後も引き続き取り組むと記載されている。つまり、今後もするということ 。⑨の残留農薬の実態調査件数についても 同様に令和4年度に20検体が目標となっているが、今後も引き続 き取り組むと記載されているので、これも各年で20検体ということではないのか。

  • ご指摘のとおり。 各年度にそれぞれの目標値が設定されている場合は、 2 年度 、3年度の目標値のところにも記載しなければいけないということになるので、 修正し最終の報告とさせていただきたく 。
  • 委員
    1ページの下に実施対象外であった6取組は母数から除くと注意書きがあるにも関わらず、2ページの 表にはこの 6項目の取組について横に同じようにハイフンで記載されている。もし、母数から除くのであればここの表にもいらないのではないか。
  • 委員
    恐らく2ページの上の表の6項目についてはハイフンで除いていますということで、 ど の項目を除いているかというのをあげたかったからではないか。総取組数は95なので、同じように並べずに実線にするとか色を変えるなどしてわかりやすく修正してはどうか。
  • 委員
    コロナの関係で実施できなかったというのがいくつかあった。研 修会、セミナー等が実施できなかったというのは、学ぶ機会を失うことになると思う。 今年度以降は Web や対面、 Webと対面 のハイブリッド等開催形式を検討しながら実施していただきたい。

  • 今年度以降は、開催形式を検討しながら 開催するこ とを前提として進めていく。
     

県民会議アンケート について

  • 委員

アンケート作るときに重要なことまず3つある。
一つは、母集団からいかに隔たりのない標本を選ぶか。これは無作為抽出ということになるが、今回 は無作為抽出法なのか、その逆の有為抽出法なのかちょっとあいまいである。解析するときにそれを考慮して いく必要があるということが一つ。
二つ目に重要なのが、いくつかの設問の陰 に潜んでいるような潜在意識がどう結びつくかということを解析すること 。そのためには、 因子分析できるような関連のある設問 を加えていく必要がある。 そういうとらえ方がある 。
三つ目が最も重要であり、回答者の負担を小さくするような設問を作るということ 。 例えば、問5、問6、問7。非常に長い。問6を見てみると、①に食中毒の発生件数や患者数について記載している。このような選択肢が六つも七つもあると回答者は負担になる。アンケートの趣旨から外れているのではないか 。問13のような 形の方がよい。しかし 、この設問も問題がある 。 なぜなら、設問には HACCPの内容について前半に書いてあり 、 後半にHACCPの制度化について書いているから 。つまり、二つ のことを挙げて、それについて知っていますかという質問になっている。 HACCP について知っているが 、 HACCP の制度化についてよく知らない人はどう回答したらいいのかよくわからな くなる 。 両方を聞きたいのであれば、設問をもう一つ増やさなければ回答者が戸惑う。 問5 ,6,7もそれに合わせた形に作り 直していただきたい。

また、二つまで丸を付けてくださいというのが多く見受けられる。これは、当てはまるもの全てに〇を付ける というのに比べて回答者の心理的負担がかか る。二つまでというと最後まで全部読んだうえで、そこから二つ選ばないといけない。 それに対し、当てはまるもの全てに〇を付けるようにすると自分に当てはまる選択肢に〇を付ければよい 。恐らく、前回までのアンケートも同じように設問で二つまで選んでください と 書かれて いるのだと思われる。 過去のアンケート結果と 比較するのにそれが必要であればそれはそのままでいいと思うが、回答者への負担を減らすアンケートにした方がよい。

それからもう一つ。6ページにメルマガの登録方法を挙げている。アンケートと啓発は別にした方がよい。アンケート用紙で回答した方は目に入るかもしれないが、 Web 回答する人 は見ない可能性が高い 。 回答した全ての人に啓発するのは難しいので、 啓蒙は啓蒙で啓発は 啓発で別に考えるべきだと思う。3ページの問4について。回答に〇5消費期限 ・ 賞味期限 「 など 」と記載されている。これも曖昧 。消費期限 ・賞味期限にするのであればなどはとってしまわないと回答者は困る。以上のことを踏まえ、もう一度事務局で考えて アンケートを作成して欲しい 。

  • 委員

設問3について。⑧に賞味期限、消費期限という言葉を加えた趣旨はよくわかる 。 しかし、 ⑥の食品表示と混同するのではないか 。 私は、⑥に消費期限などが含まれているという認識がある。二 つまでに〇をつけるという形式なので、 食品表示の内容に重視しているのか、そのうちの消費期限 を重視しているのか、回答に迷うのではないか。

委員の意見を参考に、設問等を検討します 。

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